ぽこです。
先週に続き、浪江町南津島・赤宇木地区へ給餌活動へ行ってきました。
 今回は、NPO法人・JCN(ジャパンキャットネットワーク)代表のスーザン(アメリカ)、イギリス人獣医のスチュアート先生も参加。そのほか千葉県からのボランティアWくんと郡山のまるこちゃん、須賀川のひろみちゃん、私という総勢6名、車3台の大所帯でしたが、別行動ができるので効率的に回れました。
 
 ここは飯舘村などと同じく計画的避難区域ですが、放射線量が高いため、許可証など不要なほかの計画的避難区域と違って、R114号の28km付近に検問があり、20㎞圏内同様に通行許可証がないと入ることができません。住民の方以外は取得が大変難しいのですが、私たちはJCNの許可証に登録してもらっているので、堂々と検問をクリアできます。
 
 検問には、全国各地からの県警が2週間交替で来ています。今回は静岡県警。今までで一番、親切で感じがよく、雪に阻まれて苦労していたまるこ&ひろみ組は県警機動隊の4WD車で目的地まで連れて行ってもらったそうです。
 
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▲赤宇木にて。私、スチュアート先生、スーザン。スーザンが持っているのは猫の捕獲器。後ろは私のHOBIO。荷物もたっぷり積めるし(スキー&ブーツが4セット入ってます)4WDなので除雪されてない津島エリアでは大活躍ですが、先々週は除雪されてない坂道はチェーンを付けても大苦戦。まったく除雪されてない部分はスキーで歩いて行ったのですが、今回はチェーンなしでも通り抜けられました。せっかくスチュアート先生の分まで用意して行ったのに。ちょっと残念。
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▲パジェロミニも強いです。
 
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▲車が入れない場所へは歩いていきます。猫の足跡はあちこちにあるものの、姿は見られません。寒いので出てこないようです。
 
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▲疥癬のたぬきが死んでいました
 
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▲赤宇木の山奥にある民家に繋がれたまま、誰もいない山里でたった一匹、取り残されている「ちびた」。やっぱり飲み水は凍っているし、私たちが置いて行った以外の食べ物は見当たりません。週4回戻っているという飼い主さんの言葉は信じられません。番犬といっても、こんなにひとなつこいので役に立たないのに。
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▲スチュアート先生のこのセンス、うーん。
 
 
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▲赤宇木・手七郎地区の採石場。あちこちの石に「危険」と書かれています。問題になった「双葉砕石工業」とは別の会社のものですが、同様に異様に放射線量が高い場所です。
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▲検問の外、津島地区のある民家にて。以前は一番左のものだけでしたが、増えていました。
 
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▲津島地区では何も保護できなかったのですが、川俣町山木屋地区で仔犬を保護。3週間前に親子犬の仔犬のうち、弱った2匹を保護したのですが、その残りの1匹です。まるこちゃんが事前に寝場所を突き止めておいてくれていたので、すぐに保護できました(山木屋も計画的避難区域でほぼ全員避難しています)。
 
 ほかにも仲間を募集します! 
線量の高い地区での活動を気にしない人。できれば平日大丈夫な人。本気で給餌活動をある程度継続してやってくれる人。
給餌、保護目的なので興味本位の人や取材目的の人はご遠慮ください。
 
●まるちゃんのブログ→http://ameblo.jp/maruko311
 
また、フード支援もおねがいします。私が使っている給餌用のフードは
①NPO団体「JCN(ジャパン・キャットネットワーク)」、
〒969-3141
福島県 耶麻郡 猪苗代町 大字磐里 字上野 2706-1
090-8534-2646(スーザン)

②「にゃんだーガード」、http://nyanderg.web.fc2.com/
 
で提供してもらっているので、そのどちらか宛てでもいいですし、私個人宛てでもいいです(ゲストブックに連絡ください。住所などお知らせします)。安いドライフードで十分です。よろしくおねがいします。
 
 また、JCNでは郡山の市街中心部の一軒家を猫の保護シェルターとして利用を開始します。 猫の世話をしてくれるボランティアさん、大、大募集中! 郡山駅から徒歩30分弱、駅からバスもあり、コンビニも徒歩30秒という便利な場所です。猪苗代シェルターでのボランティアも同時に募集しています。代表のスーザンほか外国人が多いので、英会話の勉強にもなりますよ! 食べ物も無料、無料で宿泊もできます。
 
もろもろ、よろしくお願いします。