ぽこです。
 猫の飼い主さんと一緒に、公益立ち入りで原発20㎞圏内の富岡町へ行ってきました。
 
 12月に入ったときから1ヶ月半。
 犬もネコもますます見かけなくなりました。飼い主さんの猫も見つけられず。
 
 その代わり、豚の親子がいました。
 
イメージ 1
▲プリマハムの工場で食肉材料用に飼われていた豚だそうです。生き延びて自由な生活を謳歌しているのでしょうか? 子ども2頭はまだら模様でした。
 
イメージ 2
▲猫フードを大量に置いてきました。「にゃんだーガード」代表の本多氏(通称ぶたまるさん)とブタさん。「ありがとう」と言っているみたいですね
 
イメージ 3
▲シェルターに戻って夕方の散歩。この子は葛尾村から田村市まで降りてきて保護された「かえで」。大きいけれど優しい犬です。里親募集中
 
イメージ 4
▲「ぼうぼう」。田村市のごみ捨て場に檻に入れられて収容されていた犬です。被災した人が置いていったのか、野良なのかはわかりませんが、「にゃんだーガード」が保護しに行かなかったら殺処分されていた命。当初は人間不信でしたが、去勢したせいか慣れてきたせいか、ずいぶんおとなしくなりました。里親募集中。
 
イメージ 5
▲2月8日、飯舘村に給餌に行った仲間が保護してきた犬。ガリガリで放浪していました。首輪もなし。獣医さんによると疥癬とフィラリアを患っているそうです。
 最近はめっきり震災関係、とくに動物のニュースが報道されなくなったけれど、こんなふうに、福島のペットレスキューはまだまだ収束していません。20㎞圏内もそうですが、飯舘村、葛尾村、浪江町津島エリア、川俣町山木屋など、計画的避難区域に置き去りにされている犬猫もたくさんいます。