ぽこです。
 昨年から、ときどき浪江町・南津島&赤宇木地区へ給餌レスキューへ入っています。
 DASH村のあるところです。
 
 20㎞圏外の計画的避難区域ですが、放射線量が極めて高いため4月からほとんどすべての住民が避難しています。現在も行き来が自由な飯舘村など他の計画的避難区域と違って、20㎞圏内並みに入域が制限されていて、昨年8月からは基本的に住民の人しか通行証を発行してくれません。4月の警戒区域見直しの際には、現在の20㎞圏内並みになってしまうエリアです。
 
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▲R114の検問。28km地点くらい。近づくと車から人がでてきます。このあたりで5μシーベルト前後。DASH村はここから入ってしばらく進み、葛尾村への分岐を右折した場所にあります
 
 現在話題になっている「双葉砕石工業」の採石場が、なんとこのエリアにあったので、びっくりです。毎度すぐそばを通っているので、昨日、放射線量を測ってみました。このエリアはだいたい、10~30μシーベルトの間で推移しています。
 
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▲採石場のすぐそば。路上で24μシーベルトありました。このへんで放浪犬1匹発見。
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▲その少し下にあった家の雨樋の下を測ってみてびっくり。1000を超えてしまいました。空間放射線量は31μシーベルト。ここはDASH村の裏手あたりになります。
 
 こんな場所から砕石したのですから、高濃度に汚染されているのは当然です。出荷時に知らなかったはずはないと思います。
 
 以前、大阪府の橋げた工事で福島県産の材料が拒否されたことがありましたが、こうなると風評被害だとはいえなくなります。県民としては本当に残念なことです。