ぽこです。
 7月1日(金)は、いつもの「にゃんだーガード」での保護活動と違って、後方支援的活動をしていました。
 横浜に住む、友人の温泉ライター、西村りえさんの手伝いです。
 
 りえさんは、福島の被災動物救出活動をしている団体で保護されているペットを、市町村別にペットの写真入りポスターにして、それらの市町村民が避難している避難所や旅館などに配布する、というボランティア活動をしています。
 何度も横浜から福島へ足を運んでくれていて、避難所や保護団体、市町村役場などに出向き、いろいろと情報収集やポスター配布などをしてくれています。
 
 今回は浪江町で保護されたペットのポスター配りということで、浪江町民が避難している土湯温泉や猪苗代町を回るということで、私も同行させてもらうことになり、ドライバーとしてお手伝いしました。
 
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▲りえさんが作ったポスター。「じゃらん」のデザイナーさんが作成してくれたものです。さすがプロの作品。団体数×市町村数なので、何種類ものポスターになりますが、見つけやすいのと連絡先がわかりやすいので、南相馬の犬猫たちはかなりの確率で飼い主が見つかったそうです。そういう反応がわかると、こういう後方支援もやりがいがあると言ってました。
 
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▲土湯温泉街。ほとんどの旅館が二次避難所になっていて、南相馬市民が避難している「山水荘」以外の旅館には浪江町の方々が避難しています。仮設住宅や借り上げ住宅に移った人も多く、一時期より減ったとはいうものの、数十人単位で旅館に住んでいます。隣の岳温泉にも浪江の方々だけで1000人住んでいるとのことでした。
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▲猪苗代のホテルに貼られていたポスター。右下が今回のポスターで、残りの3枚は、「犬猫みなしご救援隊」が、りえさんが作ったポスターを利用して犬猫の写真を入れ替えて作ったポスター。
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▲こちらは「UKCジャパン」という団体のポスター。
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▲こんなポスターも。飼い主さんがわかるといいのですが
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▲土湯温泉の土産物屋さんの看板猫
 
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▲土湯温泉の酒屋の看板犬
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▲猪苗代町「ヴィライナワシロ」の前。避難されている方の飼い犬のようです。ケージの中に入れられっぱなしなのでちょっとご機嫌斜めでした。おとなしい犬種なのだから出してあげてもいいと思うのだけど、犬嫌いの人に言われたんでしょうか。
 
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▲最後に、我が家近くの「新菊島温泉」(鏡石町)へ。アルカリ性のヌルヌルの湯が掛け流しで300円という安さです。男女別内湯から広い混浴エリアが繋がっています。これは混浴部分。珍しく誰もいなかったので入ってきました。
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▲さいきん、ねえちゃんはオレ様じゃなくて違う猫にも会いにいってるようニャ。つまらんニャ。けんいちにいちゃんは新しいカメラに夢中ニャ。ここんちじゃ誰もオレ様をかまってくれないのニャ。
 
 りえさん、お疲れさまでした。また別なエリアのポスターを作って再度福島に来てくださるそうです。よろしくおねがいします。
 
 それにしても、いろんな人がいろんな形で福島の被災ペットのために活動してくれていて、ありがたいことです。