ぽこです。
 5月も末だというのに台風の冷たい雨。そんな中、1週間以上ぶりに田村市にある「にゃんだーガード」さんへお手伝いに行ってきました。
 人間相手のボランティアもそうらしいですが、どこの動物愛護関係団体でも、GWをピークにボランティアが減っているそうです。ここの団体の代表は名古屋の方だし、シェルター長やボランティアの多くは遠くの県外から来てくれています。近所の方や犬を預けている飼い主の方も手伝ってくれていますが、福島県内の方がもっとお手伝いに行けばいいのにと思います。福島県の動物を自腹で救助・保護してくれているのですから。
 
 昨日はメンバーが少ないことと風雨が強かったので、給餌・保護活動はなし。シェルター内の整理と動物たちの世話に追われましたが、おかげで、シェルター一の凶暴犬、「ぼうぼう」の飼育環境が大改善されました。今までは一匹だけ離れた場所にポツンと繋がれてましたが、可動性のワイヤーリードを作ってもらい、動ける範囲が大幅に広がりました。
 
 「ぼうぼう」は、シェルターがある田村市のごみ処理施設で、檻に入れられて殺処分されそうだった犬です。原発被災者の方が田村市の避難所から他の避難所へ移動する際に、置いていったようですがはっきりとはわかりません。凶暴で手に負えない犬がいると、連絡を受けた本多さんが引き取ってきました。詳細は、以下を読んでください。
 
 
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▲喜ぶ「ぼうぼう」。テリア系の血が入っているようですが、体は25㎏くらいあって大型です
 
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▲代表の本多さんと、近所のボランティアMさんの男性2人で、「ぼうぼう」の可動ワイヤーリード(?)を作成中
 
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▲本多さん、「ぼうぼう」と散歩中
 
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▲仲良しの「クロ(♂)」(手前:茶色だけど「クロ」)、とラブ(♂)。お隣どうしで飼われていて、飼い主同士は兄弟だそうです
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▲「クロ」は後ろ脚に怪我(障害?)があり、指がなくて化膿しているのでうまく歩けません。散歩のときは靴下を履かせます。もっと底のある犬用の靴でもあるといいのだけど。
 
 忙しくて写真を撮らなかったけど、富岡の「ジロさん」ほか、ここにいる犬猫たちもみんな元気です。
 というわけで、ボランティアさんと(できれば)福島県内の一時預かりさん募集中です