震災後初めて県外へ行って参りました。（けんいちは初めて。ぽこは何度か県外へ出ています）
福島ナンバーですが、ＧＳでもラーメン屋でも入店拒否はなくひと安心。
まずは、道の駅喜多方で名物のラーメンバーガーを試してみることに。
値段は豚肉が\350（会津地鶏肉は450円）。しっかりラーメンの味がするし、麺も柔らかいし、チャーシューなどの具も入っていて、なかなかでした。１日１００個ほどしか作ってないそうで、以前来た時は売り切れてました。
喜多方の北にある熱塩温泉の共同湯。男湯、女湯はカーテンで仕切られているだけ。湯は強食塩泉。
入浴料\２００。
▲熱塩温泉で、ワンコ２匹を散歩させていたご夫婦。話を聞くと大熊町からここの旅館に避避難してきているそうです。ワンコたちは「犬猫みなしご救援隊」に助け出してもらった子で、「中谷さんには大変感謝しています。元気にしています」とのことです。みなしご救援隊に伝えなくては！ ワンコは左がセリちゃん（２歳）、右がマロン（９歳）。飼い主さんの名前…、失念しました。すみません
赤湯龍上海本店の辛味噌ラーメン。麺が太くてスープもかなり美味しかったです。辛味噌が有名ですが、普通のラーメンもおいしいと思う \780
その後、山形蔵王をぶらぶら散歩。昨年火事で燃えてしまった「かわらゆ旅館」が新しくなっていたので、日帰り入浴。共同湯「河原湯」の横にある旅館で、やはりスノコ式の底からプクプクと湯が湧き出しています。洗い場やシャンプー類もあって、４００円。
温泉や地ビールレストランを併設する道の駅西川で夕食＆車中泊
月山へ行こうと思っていたのですが、風が強かったので、ネイチャーセンターから、
湯殿山の麓あたりでテレマークスキーをして遊ぶことにしました。けんいちの腰もまだまだ本調子でないので無理はできません。
帰りに、新潟の西方温泉へ寄って来ました。
日本一臭い温泉ということで有名ですが、噂ほどのひどい臭いではない、というのが
感想です。アンモニア臭ではなく、温泉に含まれるヨウ素による消毒薬の臭いです。
色は黒くて、ブクブク泡があって、見た目はかなりやばそうでした。500円。初めてだというと、「黒い湯なんだけど、いい？」と心配されました。人によってはダメかもしれません。宿もかなりＢ級で、骨董だかガラクタだかが所せましと並べられています。売っているそうです。また、素泊まり２５００円（入浴料別）です。一度、行ってみると話のタネになると思います。
ということで、山形、新潟県をちょっと見てきましたが、瓦屋根も落ちてないし、道路の陥没や地割れもなく地震の影響はあまり見られず。放射能の心配も少ないせいか、ローカル放送や地元新聞での震災＆原発の扱われ方は福島に比べてかなり小さいものでした。深刻さが違うようです。福島ではよく聞く猪苗代湖ズの歌も、ほとんど聞こえてきません。
我が家の周りは、道路がガタガタだし、地面は割れているし、復旧のきざしもありませんが、今後も、少しずつ外出し、震災前と同じような生活を送るようにしていきたいと思います。