先週に引き続き、宿直明けの2連休。
 いつも東北ばかりなので、今回は長野県にでもということで行って参りました。
 
 ぽこは、東京で風邪をもらってきちゃったようで、熱が39度近くまで上がって絶不調。毎年、冬に東京の電車に乗るとかなりの確率で風邪をうつされて帰ってきます。東京生まれ東京育ちのはずなのに、田舎に越してきて十数年、人ごみや電車とは無縁な暮らしを続けてきたため、もはや都会では生きられない体になってしまったようです。(それでもけんいちが一人じゃさみしいだろう、と同行しました)
 
 
 今回は黒姫山でも行こうと思っていたのですが、1月9日午後7時ころの妙高付近はものすごい雪が降っていて前が見えないほどでした。平地でこれではとても山へ入るのは無理、とさっさと予定を変更。そのまま上田付近まで移動し、高速PAで車中泊となりました。
 
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 ←湯の丸山の山頂付近
 
翌日1月10日、上田付近は晴れています。ラジオからは、新潟空港は積雪のため欠航便が多数でているとのアナウンスもありました。こっちへ来て正解だったかな。ぽこは熱は下がったものの、食欲もなく、昨夜は酒も飲まずに寝てしまったほど。けんいちがスキーに行っている間、ずっと梵号で寝ていました。仕方がなく、けんいちは一人で湯の丸山へスキーで往復してきました。積雪量がまだ少なく、ときどき地盤沈下のように沈むので怖くてスピードは出せませんでしたが、何より天気がよいのが救いです。やっぱりバックカントリーは天気が一番です。
 
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下山後は、菅平方面を経由して山田牧場スキー場(ヤマボク)を見学したあと近くの五色温泉で入浴。白濁するはずの硫化水素型硫黄泉ですが、今回は緑色でした。その日によって白くなったりと色が変化するそうです。温度も絶妙で、風情もたっぷり。またぜひ再訪したい湯でした。露天風呂もありますが、ぬるくて冬は無理。ここは内風呂だけでOKかも。立ち寄り入浴は500円。宿泊すると2食付きで16000円もするそうな。
 
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ここは五色温泉から下ったところにある山田温泉共同湯の「大湯」(300円)。雰囲気はかなりよかったです。湯も掛け流しだしいいのですが、軍配は五色温泉ですね。
 
 
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この日は道の駅「北信州やまのうち」で泊まりました。信州はスキーエリアと街が近いのがいいですね。この道の駅もイオンスーパーセンターからも近く、目の前がセブンイレブンという立地条件。すばらしいですね。東北ではこういうケースはかなり少ないです。この夜は寒くて午前4時に起きてしまい、さすがに車の暖房を付けました。翌朝のラジオでは長野県内でも今年一番の冷え込みということで、菅平では最低気温が-24,3℃を記録したとのこと、どうりで寒いわけだわ。
 
 
翌日、1月11日は志賀高原横手山周辺でバックカントリースキーをしようと思ったのですが、横手山近くへいってみると濃い霧で意欲が薄れ、もっと下のあたりでゲレンデスキーをしようかとも考えてみましたが、ゴンドラなし、リフトのみなのに1日券\4800、半日券\3800とのこと、地元では、猪苗代リゾートが、ゴンドラもあって平日5時間\1500なので、はあ、これが原田知世主演「私をスキーにつれてって」の舞台志賀高原かと見学だけしてきました。
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スキーもダメとなると午前中から温泉入浴となります。有名な渋温泉近くにあって、忘れ去られたような穴場的温泉が、角間温泉です。本当は紹介したくないんですが。みなさん、なるべく行かないようにしましょうね。
※角間温泉に関しては昨年のレポートを参照してください
 
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商店でお金をはらって鍵を借りて、3つある湯小屋に入りほうだいです。 
 
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泉質はナトリウム・塩化物ー硫酸塩泉です。2011年現在、観光客向け(リニューアルした立派な施設が多いです、昨日の山田温泉大湯もそうです)ではなく、しかも、観光客を拒む(マナーが悪くて解放しなくなっているところが多いのも事実。地元の方が持ち回りで毎日掃除して大事守っている温泉なんです)わけでもなくこういう共同湯が残っているのは素晴らしいことと思います。
 
 
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黒姫山の偵察のため、黒姫スノーパークにお昼ころ到着。第1クワッドリフト、第2ペアリフトを乗り継ぐと、登山口に到着。その先の第6リフトは現在閉鎖中なので、シール登行となるようです。今日もぽこは温泉はOKだけどスキーはしたくないとのことで、けんいちひとりで行ってきました。この斜面は30センチ程の軽い雪がふかふかに積っており、今年一番のパウダー滑走を楽しめました。
 
妙高あたりだと距離的に我が家から岩手県へ行くのと同じくらいなので、今後も雪で遊ぶ場所の選択肢に加えても良いかな、と思える旅となりました。温泉が良いのもいいです。