ワールドツーリングネットワーク・ジャパン(WTN-J)のキャンプ2日目、早朝に出発して向かったのは和歌山県の白浜温泉。
 温泉地域学会に参加するためですが、午後の視察会には間に合わず、懇親会が始まる夕方まで単独で白浜をブラブラすることに。
 
 ここ数年、ほぼ毎年来ている勝手知ったる白浜温泉とはいえ、まだ行ってなかった場所もあり、温泉よりも先に向かったのは「南方熊楠記念館」。入館料400円(JAF割引で360円)
 
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 南方熊楠は粘菌研究で著名な博物学者ですが、豪快で奇行も多く猫好きでもあったようです。写真は熊楠のデスマスク。けっこうイケメンだったと思うのですが、相当変わり者だったようです。水木しげるの漫画を読むとよくわかります。
 熊楠記念館、事前の知識もあったせいか、けっこうしっかり見学しました。屋上から見える白浜もキレイでした。
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▲(左)地元客が多い「牟婁の湯」と(右)「崎の湯」の女性風呂(※終了後、許可を得て撮影しています。本当は撮影禁止です)→盗撮犯に間違われたことあるので要注意。カメラなど持ち込んだら疑われること必至です
 
 お次は温泉です。白浜には共同湯がたくさんありますが、まずは牟婁の湯(300円)へ。行幸湯と砿湯(まぶゆ)からそれぞれ湯を引いていて、浴槽も2つあります。
波打ち際の露天風呂で有名な「崎の湯」(300円)へもハシゴ。こちらは行幸源泉のすぐそば。男性用の湯船は1350年前からのものだとか。残念ながら見学許可はおりませんでした。
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 湯あがりには「反対タマゴ」(70円? 90円だったけ?)!「崎の湯」のすぐそばにある店で売っています。まあ、普通の温泉タマゴですが、店内に塩とスプーンが用意されているので、その場で食べられるのがうれしいですね。温泉地域学会の重鎮の話では、本来「反対タマゴ」とは黄身と白身が反対になっているものを言うのだそう。
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「崎の湯」への入口にある「行幸源泉」。白浜温泉の発祥でもある歴史ある湯です
 
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温泉地域学会の会場にもなった「白浜グリーンパレス」は海岸沿いではなく、高台にある大きなホテル。屋上の露天風呂からは白浜温泉を一望できて絶景です。ここの湯は内湯も露天風呂も行幸源泉から引き湯していて、なんと贅沢なことに掛け流し。湯量豊富なんですね。
 
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 今回の温泉地域学会の様子。研究発表会では台湾や中国の温泉についてのレポートもあり、中国人による日本の温泉についても研究など、温泉も国際化している傾向がうかがえます。台湾の温泉、ちょっと行ってみたいですね。午後には白浜温泉の観光課長もお出まししました。2年前に盗撮疑惑で説教をくらったM氏が出てこなくてよかった~。
 
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 今回の学会に参加された松代温泉「国民宿舎松代荘」(長野県)のマネージャーさんと、花山温泉(和歌山市)のマネージャーさん(右)。どちらも超濃い源泉で有名です。白浜温泉の日帰り湯・「長生の湯」前で握手。
 
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↑ああ、りえさん、ストラップが映ってるって。
 最後に、温泉ジャーナリストの八岩まどかさん、温泉ライターの西村りえさんと一緒に「長生の湯」にのんびり浸かって〆となりました
 
 その後、私はホビくん(ホンダ・バモスホビオ)で熊野本宮へ移動。さらなる湯めぐり旅へ。
                                                   続く