ぽこです。
 私は那須のペンション「ひみつ基地」へときどきお手伝いに行っています。
 オーナー夫妻はもと千葉県野田市でバイク屋さんを営んでいまして、ぽこけんが海外ツーリングに行っている4年近くもの間、バイクの不調の原因をメールで教えてくれたり、パーツを現地へ送ってくれたり、いろいろとサポートしてくれて、メカにあまり詳しくない我々にとってとっても心強い存在でした。
 
 家庭の事情などもあって順調だったバイク屋を辞めて北海道へ移住、その後仙台で某ホテルチェーンの雇われマスターになったあと、「どうせなら雇われじゃくて自分でやりたい」と、2年ちょっと前に那須で中古のペンションを買い取り、営業を始めました。「ひみつ基地」という名前はバイク屋さんのときの店名です。
 
→こうして書きならべると、けっこう流浪の人生ですね。
 
「不況だし、今さら、那須でペンションなんて、大丈夫だろうか?」
 
 という当初の私の心配をよそに、商売繁盛、年々お客さんも増えてリピーターも続出。「じゃらん」の口コミでも高得点をキープするなど、おかげさまで週末などは満室状態、シーズンオフのはずの冬でも予想以上に泊まり客が多く、おかげさまで私もアルバイトさせていただいている、というわけです。
 貸し切りの渓流露天風呂と囲炉裏タイムの和気あいあいとした雰囲気が好評のようで、不況の中でもいいところにはちゃんとお客は来るんだ、という見本ですね。
 
 
 ずっと以前、「ときどきでいいから旅館のアルバイトみたいなことやりたいなー」とけんいちに言っていたので、私としても願ったりかなったりです。一人でパソコンに向かったり資料を読んだりするよりも、私には向いているんじゃないか、と接客業は好きかも。なので、片道1時間ほどかかりますが、いい気分転換にもなっています。
 
 
イメージ 1
▲温泉ソムリエ認定証を持って喜ぶオーナー夫妻。うしろの「ひみつ基地」の看板は北海道にいるオーナーのお母様作。
 
 で、本題の「温泉ソムリエ」ですが、このたび、その「ひみつ基地」のオーナー夫妻が新潟・赤倉温泉での講習を受けて「温泉ソムリエ」に認定されました。もともと温泉、特にB級的鄙びた系の温泉が大好きなオーナーで、温泉好きなお客さんとよく温泉話で盛り上がっていましたが、これからはますますパワーアップしそうな気配です。そうそう、「ひみつ基地」のお風呂も那須高原温泉、という温泉です。
 
 実をいうと、ぽこけんもちょうど3年前の今頃、「温泉ソムリエ」になりました。国家資格でも公的なものでもなく、赤倉温泉が主催している資格で、お金を払って1泊2日の講習を受ければ誰でも認定されるものですが、タレントの西村知美はじめ芸能人や著名人の「温泉ソムリエ」も多く、マスコミでも取り上げられることも多いので聞いたことがある、という人もいるのでは?
 
 ぽこけんが取得した3年前はまだ新潟・赤倉温泉で1泊2日の講習しかやってなかったのですが、希望者が多かったためか、東京、大阪などで1日だけでも取れるような講習が開始され、最近はさらに在宅でもできるコースができたとか。「温泉ソムリエ」認定者も2000人を越え、今では1つ星~3つ星とランクまでできているそうです。
 「温泉ソムリエ」、興味のある方は、いかがですか?
 1泊2食と温泉入浴料金を含んで2万5000円は決して安くはないですが(3年前よりやや値上がりしてしまってますね)、東京・大阪での日帰り講習もそれほど料金は変わらないので、赤倉温泉で旅館に泊まって実際に湯めぐりしながらの講習が絶対、オススメです。
 
 最後に、ペンション「ひみつ基地」では週末を中心にお手伝いできる方を募集中。ぽこも毎回行けるわけじゃないし、都合が悪いときにお断りするのが心苦しいので、私のように単発でできるスタッフが他にもいると都合がいいかと思っております。
 
 特に夏休みやGWなどは人員確保が大変です。昨年はアルバイトは私だけで、しかもお盆を挟んで10日間ほどしかできなかったため、そのほかの期間は2人だけでは限界だ、と稼ぎ時で予約も殺到している状態なのに何度か強制的に休みにしてしまったほど。今年は大阪からさみぃが1ヶ月ほど住み込みで来てくれて、しかももと保母さんで子供好きで人あたりもよく、働き者だったので8月はフル営業できて助かりましたが、毎年ちょうどいい人が来てくれる保証もなく。
 
 
 募集条件は、那須周辺にお住まいで、「明日の夕方からおねがい」、「午前中だけ掃除の手伝いしてー」など、おもに休前日の突発的な要請にも対応できる方。自分の車かバイクで通勤できる方。人と話すのが好きな方。できれば女性のほうがいいかな。
 居候と違ってちゃんとしたアルバイトですので、調理補助、接客補助、皿洗い、掃除、夫婦喧嘩の仲裁、モロモロ、こき使われますが、それでもやっていけそうだ、興味がある、という方はペンション「ひみつ基地」へメールでもしてみてくださいませー。
 
 そうじゃなくても、泊まってみたいという人はぜひ。週末には私も居ることもあります。
 というわけで、よろしくです。