善光寺見学を最後に友人と別れ、私だけ気ままな車中泊の旅に戻ります。
 すでに夕暮れ時だったので、まずは温泉へ。
 目指すは「小布施温泉」。ツーリングマップルに載っている「穴観音の湯」へ行ってみると、すぐ隣にも「あけびの湯」という温泉施設があります。どっちも同じように大型入浴施設ですが、「温泉博士」という雑誌で無料入浴できる「あけびの湯」をチョイス。「無料」には弱いんですよねー。となりだから湯はきっと同じだと思われます。

 受付で「ラーメンでも食べてって~」とプレッシャーを掛けられました。無料入浴なのでこういうプレッシャーには弱いです。でも食べませんでしたスミマセン。

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浴室は3階にあり、大浴場と露天風呂、サウナもあってかなり広い。泉質も含硫黄ーカルシウム・ナトリウム・塩化物泉。やや苦味があってタマゴ臭もしっかりします。成分も濃く、循環しているとはいっても、湯口からは源泉が常に出ていてかなりいい湯。夕方のせいか客もたくさんいました
 
ここの湯はアルカリ性の硫黄泉で、なかなかいいなーと思ったのですが、翌日、馬曲温泉で会った温泉好き熟女いわく、
「あのへんの温泉はね、上から七味、五色、奥山田、山田、子安、蕨と並んでいるけど、同じような湯脈で、上に行けば行くほど湯がいいの。だから、その一番下にある小布施温泉は一回行っただけ。私は最低でも山田温泉に行く」
 とのこと。また、「あけびの湯」は「穴観音の湯」より新しいけれど、湯は分けてもらっているのだとか。

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山田温泉郷。こんな感じで並んでいます。たしかに、小布施温泉は七味温泉と同じような湯でしたが、七味温泉のほうが湯がかけ流しだしすごくいいです。今回は行けませんでした

 小布施温泉でゆったり過ごし、この日の夜は湯田中温泉近くにある道の駅「北信州やまのうち」で車中泊。他にも3,4台の仲間がいました。最近は平日でもたいていお仲間がいるので心強いです。


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温泉好き熟女と会った馬曲温泉「望郷の湯」。展望のよさで有名な露天風呂ですが、この日はガスが多くて残念。その代わり熟女にいろいろ教えてもらいました。ここの湯も以前は100%かけ流しだったのが、このごろは近くに温泉がたくさん掘削されたせいか、湯量が少なくなり、100%源泉掛け流しではなくなったそうです。確かに消毒くさい気もしました。ここは内湯のほうが湯がよい感じです