ぽこです。

 昨夜は東京・五反田にあるグルジア料理専門店へ行ってきました。

 店の名は「ガンバルジョ」。「乾杯」という意味らしいです。知りませんでした。
 というか、グルジア料理店が日本にあるなんて、びっくり。だって、日本に在住しているグルジア人って、たったの48人だとか。それにグルジアへ旅したことがある日本人だってそんなに多くないはず。

 ここを教えてくれたのは、「旅行読売」編集部・海外記事担当のM嬢。

 イスラエルとかウズベキスタン、ハバロフスク、新彊ウィグル自治区など、一風変わった国ばかりを旅しているM嬢、今年の夏にはトルコ・トラブゾンからグルジアへ潜入、グルジアがすっかり気に入ってしまったそうで、グルジアの話でもしましょう、ということで連れていってもらいました。平日だというのに、けっこう込み合っていました。

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後ろはグルジアの国旗です。サーカシビリ大統領になってから国旗も変わりました

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グルジアワインです。セミスィートで渋みもほどほど。グルジア国内では散々飲んだけれど、まさか日本で飲めるなんて

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こちらはグルジアの首都、トビリシの市場で売っている量り売りのワイン。一リットル1~2ドルくらい。日本で飲む値段の30分の1以下ですね(汗)

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これはヒンカリ。肉厚の水餃子という感じです。ロシアのペリメニ、中央アジアのマントゥなど、中国の餃子は形と名前を変えて旧社会主義国に広く浸透しています。同じような食べ物はポーランドまでありました

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グルジア国内で食べたヒンカリ。1個でもかなりずっしり食べ応えがあります

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ハチャブリです。グルジア国内どこでも食べられるポピュラーな食べ物。中に溶けた熱々のチーズが入っていて、ウマイ!

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グルジアの家庭ではハチャブリを手作りします。冬はペチカの上で焼いてくれて、やっぱり熱々。チーズは白いものを使っていました

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プハリという食べ物。ホウレンソウとくるみのサラダで、ニンニクが利いています。てっぺんに乗っている赤い実はザクロ。これはグルジア国内では見たことありませんでした

 久しぶりに都会の空気を吸い、懐かしいグルジアの味を堪能しながらグルジア、アルメニアなどコーカサス諸国やそのほかいろいろと旅の話に花を咲かせました。一緒に旅したけんいち以外で、コーカサス諸国の話ができる人がほとんどいないし、ましてごく最近のグルジア事情も聞けて、楽しいひとときでした。たまには都会もいいですね。

 そうそう、PRが遅れましたが、現在発売中の「旅行読売」にスペインの記事を書いています。グルジアとか、アルメニアの記事が書ければいいのですけど、一般読者にはなかなか馴染みがないエリアなので、難しいでしょうね。