湯屋温泉からはすぐそばの下島温泉へ移動。途中で「巌立峡」という景勝地の看板があったので、ついでに行ってみました。
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あくまで「ついで」の気持ちでしたが、なかなかすごい景観が見られましたよ。何でも御岳山が噴火したときに出来たそうです。柱状節理の岩壁が迫力です

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「ひめしゃがの湯」です。入浴料600円。ごらんの通りの茶色い濁り湯。泉質はナトリウムー炭酸水素塩・塩化物泉で鉄分も含まれています。PH6.67の中性。それにしても…。内湯も露天風呂も広々していて、サウナ、薬草風呂などなどもあり、館内の設備もかなり充実しているのに、客が誰もいません。1時間弱の間、ホントに誰も来なくて独り占めしてました。いくら平日とはいえ、大丈夫なのでしょうか? 男性のほうは客がいた模様でしたが
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源泉風呂もありました。分析書を見ると、湧出量のところが「ガスを伴い強い圧力で間欠的に吹上がるため測定不能」とあります。ガス性のものを除く成分総量は1997mg/kg。遊離二酸化炭素は285.4mg/kgと、炭酸泉の規定には達してません。実際、源泉でも泡付きは感じられませんでした。炭酸は湧出時にすでに気体になってしまっているようです


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加温するのはわかるけど、加水の理由が釈然としません。湧出量が少ないのかも

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これが名前の由来になっている「ひめしゃが」の花。ちょうど咲いていました

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「ひめしゃがの湯」から国道に出たところで、こんなものを発見しちゃいました。トタン壁のチープな造りの五重塔! 怪しさプンプンです。思わず止まってギモン解決しようと試みました。一応、喫茶店の看板がありました。その名も「喫茶 五重の塔」

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誰もいないし、鍵もかかってましたが、ガラス戸から中を覗いてみたら、またしても五重塔が! 昭和レトロというより、B級感たっぷり

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店の周辺には怪しすぎるオブジェがいっぱい並んでいました。この喫茶店に入ったことがある方、いませんでしょうか。詳細情報求む!

温泉以上にインパクトがあった怪しい五重塔を後にして、奥飛騨へ向かいます!