【5月18日~19日】
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「鷹巣荘」の部屋から見える日本海と漁火。普段、山に住んでいるので海の景色は新鮮です

 加賀温泉郷をひととおり巡ってから、宿泊先の鷹巣温泉「国民宿舎 鷹巣荘」へ。

 温泉ジャーナリストの八岩まどかさんの推薦で、泉質は単純泉ながら、このあたりでは珍しくお湯が掛け流し。小さな漁港がすぐ前にあり、新鮮な魚介類も食べられるし、海を臨むロケーションがいい、とのこと。さらに、「ビジネスパック」という格安プランがあり、1泊2食で6000円。

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夕食(上)と朝食(下)。ビジネスパックなので少なめですが、必要十分。チラっと見た限りでは他のテーブルはもう少し品数が多かったので、我々以外は一般料金のようです

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「鷹巣荘」の浴室です。ココは男性用。目の前が漁港なので女性用の露天風呂は目隠しがあるため、やや開放感に欠けますが、さすがにないと丸見えです。泉質はアルカリ性単純泉。成分総量367mg/kg、PH9.24、湧出量140リットル/kg、湧出温度49℃


 なんでも、はむさんが先日参加した「日本秘湯に入る会」(そんなのもあるんですね!)のオフ会もここで開催されたそうな。私は知らなかったけど、そこそこ有名な温泉のようです。「秘湯」ではないと思いますが。

 私と「じゃらん」創刊以来の温泉ライター、西村りえさんも同行。妙齢のオンナ3人の温泉旅となりました。一人の車中泊も気楽でいいけれど、たまには女同士で温泉旅館に泊まるのも楽しいですねー。留守番をしているけんいちのことなんて、すっかり忘れてしまっています(→1週間の不在中、最後の日に電話しただけ。けんいちからは一度もなし)。けっこう冷めた関係なのかもですね。


 
翌朝、10時のチェックアウトまでゆっくり過ごし、西村りえさんを福井駅まで送ってから、福井市郊外にある永平寺へ八岩まどかさんと2人で行きました。温泉ではありませんが永平寺は初めてということで、とりあえず行ってみた次第。永平寺にはたくさんの若い修行僧が生活していて、観光客の案内などもしてくれますが、彼らを写真撮影することは禁止だそうです。

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永平寺の山門。平日にもかかわらず、観光客はたくさん来ていました
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傘松閣の絵天井。花鳥彩色画が230枚も!
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寺社拝観は意外に好きなぽこです。なんたって、四国へんろ道を歩き通したこともありますから。遊び気分だったので信仰心はあんまりありませんが、お寺ではなんか落ち着くのは日本人だからでしょうか(恐山は除く)。でも神社はなんとなく怖い感じ


 永平寺を見学後、八岩まどかさんを福井駅まで送り、またしても一人旅です。
 地図を見ながらどこへ行こうか検討し、「越前の小京都」、越前大野へ行ってみることに。
 名水百選もあり、郡上八幡と同じように水の町で、いい感じの街並みが残っていました。観光客が散策しやすいように、ところどころに無料の休憩所もあり、観光に力を入れている姿勢がうかがえます。そんな町をブラブラと2時間余り散歩しました。猫や犬を探しながら町を散歩するのが好きなのですが、残念ながら発見できず。

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古い民家もあちこちに残っています
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銭湯もありました。温泉ではなさそうですが、ローカル色の強いこんな銭湯は大好きです。タオルを持ってくればよかったと後悔
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お寺が多い町です。このあたりのお寺はこんな風に回廊がガラスで囲われていることが多いです。雪が多いからでしょうか
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薬局の古い看板
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名水百選の「御清水(おしょうず)」だけじゃなく、街中にはたくさんの湧水があります。水がおいしい町っていいですね
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雨水溝やマンホールの蓋をウォッチングしています。市町村によってデザインが違っているので観察すると楽しいです
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自分撮りしてみました

越前大野からは、東へ進みます。

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この日は九頭竜温泉に入ってから「道の駅九頭竜」で車中泊。こんな恐竜がいました