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下半身裸でちょっと恥かしい姿のポコ。大腸縫合の傷口が肛門のすぐそばにあるため、ウンチのたびに消毒しています。しかも下痢で何度もするのでけっこう手間です

 アポクリン腺(肛門脇にある分泌液を出す器官)癌の切除手術のため、入院していたポコ、昨日ようやく退院しました。
 とはいっても、傷がふさがって完治、というわけではなく、一ヶ月以上にも及ぶ入院生活でストレスのためエサを食べなくなってしまったので自宅で傷の消毒&通院ということになりました。ガン細胞もかなり大きくて癒着しているため、完全に切除できていないのでガンの再発の可能性は大きいとの話です。とりあえずは大腸の傷口がふさがり次第、定期的な抗がん剤治療をしていく予定ですが、なかなか傷がふさがりません。これもがん細胞が関係しているのかも、とのこと。

 いずれにしても、体は元気で安心しました。
 
 一ヶ月とちょっとぶりに家に戻ったポコ、病院では再会に大喜びだったのに、家に戻って先輩犬クロがいるのを見ると、いきなり憮然とした表情に。

「そうだ、コイツもいたんだった」

というような感じです。クロのほうもポコを歓迎して喜ぶどころか

「あっ、コイツ戻ってきやがった。今までみんなの寵愛を独り占めしていたのに、ヤバイぞ」

なんて思ったのか、警戒心剥き出し。家族がポコをかわいがるといじけた態度でポコを睨みます。しかも、いつもはあまり食べないドッグフードも、ポコの分を横取りして食べようとします。ちょっと険悪ムードです。この2匹、仲間意識はあんまりないようです。

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微妙な距離の2匹。緊張感が漂っています