6月に我が家に寄ってからサハリン経由で世界へ旅立って行ったうらんちゃん。あれから3ヶ月が経過し、現在はイランです。

 女一人のバイク旅は、ロシア→モンゴル→カザフスタン・キルギス・タジキスタン・ウズベキスタン・トルクメニスタンと中央アジアを旅してきました。ビザ取得やパンクに悩まされながらもなんとか順調の様子です。旅の様子はこちらで見られますよ!

 うらんちゃんが滞在しているイラン・ヤズドのホテルにEMS(郵便局の国際宅急便)で送った荷物も無事に届いたと昨日メールがあって、ほっと一安心。荷物は当初、ウズベキスタンへ送るつもりだったのですが、中央アジアへのEMSの取り扱いはなく、民間の宅急便サービスのDHLだと荷物にも燃油サーチャージが付加され、なんと3万数千円もかかってしまうので、急遽イランへ変更させてもらったのです。なんと費用は約15分の1。DHLは燃油サーチャージという名目で料金を上げているとしか思えません。
 
 それはともかく、イランといえば厳格なイスラム国。私たちも旅してきましたが、お酒がまったく飲めませんでした。禁酒するにはいいところです。なつかしいので画像で紹介します。

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エスファハーンという街のエマーム広場。「世界の半分」と言われました。ここの芝生でくつろぐのがイラン人のレジャーです。日除けのテントなども建てています

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エマーム広場のモスク(マドラサ?)。青いタイルがキレイです。女性たちはごらんの通り黒いチャドルをすっぽり被ります。外国人でも女性は頭にスカーフを巻き、体の線が見えないような服装をしなくてはなりません。私もヘルメットを脱いだらスカーフを巻いてました。最初は暑いのでTシャツで過ごしていましたが、男どもの視線がすごくてホテルの人に注意されました。街中にも風紀委員みたいな人がいるそうです

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TVでも女性は黒いチャドル姿。真夏にスポーツをするときも被りモノははずさず、ブカブカの長袖長ズボン姿でした

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若い男はダメだけど、ほとんどのイラン人は親切です。バイクを止めた駐車場の管理人に家に招いてもらいました。女の子は7歳くらいになると被りモノをするそうです。ここのお母さん、なんと14歳で結婚、子どもを産んだとか。私と同じ歳でした…

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うらんちゃんが現在いるヤズド。鳥葬をするための「沈黙の塔」。このあたりをヒマな若者がバイクで走り回っています。なんたってガソリンが1リットル10円ほどなので気にせず走り回れるというわけで、若者たちは街中を意味もなく走り回っていました

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ガソリンが安いものの、バイクがこんなものばかり。中国製でメーカー名もいろいろ。日本製を連想させる名前も多かったです。これは「hokaido」。「北海道」のこと? 「HONDA]などのプレートも売っていて、勝手に貼り付けたりもしていました

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イランの道。舗装状況は悪くないのだけど、ごらんのとおり何もありません。幹線道路なのに次のGSまで100キロ。しかも酷暑

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休憩するときは涸川に架かる陸橋の下へ。日陰を探すのが大変です

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すわっ!テロか! ではなく、乱暴な運転のためにトラックが横転、炎上していたのです

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電話機の文字に注目。アラブ数字が使われています。アラブ語圏では数字が読めないとだまされます