昨日の読売新聞の記事です。
 TVのニュースでもやっていたそうなので知っている人が多いでしょうが、私は引越しのためバタバタしてみてみられず残念。
 
 
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行方不明になっていた認知症のおばあさんが30時間後に無事発見されたのですが、おばあさんの横には雑種の犬がぴったりと寄り添っていて、犬を抱いていたために氷点下の屋外でも凍死せずに済んだという内容でした

 その犬はおばあさんの飼犬でも何でもなく、ただの通りすがりの犬(ノラ犬?)だったそうです。感動して思わず記事を切り抜きました。

 気になるのは、犬のその後。どうなったのか書かれていません。おばあさんと一緒に警察署についていくほど人間に慣れているということは、もとは飼犬だったのかもしれません。

 いずれにしてもノラ犬だったらそのうち保健所に連れていかれて処分されてしまうでしょう。わざわざ保健所に通報する人もいるそうなので心配です。自分の飼犬はかわいいけど、野良犬は許さん! みたいな人って、どうなんでしょう。同じ犬なのに。雑種、野良犬好きの私としては犬が自由に生きていたっていいんじゃないかと思うのですが。

 インドでは警察署の周囲に住み着いている野良犬が、不審者の侵入を知らせたために事件を未然に防げたとして、「野良犬を手なずけて署の近くに住み着かせるように」というお達しまで出たとか。とにかく、野良犬だって人間の役に立っているんです。邪魔者、悪者扱いばかりするのはかわいそうです。