8月はずっと出かけていたので、すっかり遅くなりましたが、「愛犬の友」に連載している「犬見発見インド紀行」の記事の紹介です。9月号(8月末発売)はマンドゥでした。
 インド中央部、デカン高原にある遺跡の村です。かつてはマルワ王国の中心として栄えた村ですが、現在は観光客はごく少なく、インドでは珍しくのんびりした小さな村です。
 村は城壁で囲まれた丘の上にあり、広い範囲に遺跡が点在しています。そのうちのひとつでメインでもある「船の宮殿」では、入口にいる犬達が遺跡をガイドしてくれました。

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「船の宮殿」はマルワ王国時代の大ハーレム。1万人以上の側室が暮らしていたとか? ここで痩せた犬が待ち構えていました

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遺跡には順路など書かれてないけれど、犬が先導してくれるので心配ありません。中には犬が入れない遺跡もあるけれど、ちゃんと出口で待っていてくれました。チップも要求してこないし、犬のガイドは気楽です。 ほかにも似た犬がたくさんいました。みんなファミリーなのでしょう

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マンドゥの町はインドにしては珍しくこじんまりとした田舎町。なにもないけどのんびりするにはいいところ。犬もたくさんいます

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村の周辺にはインドでは珍しいバオバブの木も生えていて、実も売っています。食用です