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実家に戻ると、私の部屋にシロが横たわっていました
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ペットの火葬場で最期の別れ。焼かれる直前に仏壇でお祈りします
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約1時間後、骨になって出てきたシロ。長年の薬の投与で骨の色が一部青くなっていました。骨壷に収めます
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お骨を自宅に持ち帰り、仏壇の前に供えました。甥っ子のいずみくんもシロの冥福を祈っています。幼稚園児にも「死」は実感できるものなんでしょうか?
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シロがお骨になったあと、喜んで散歩するポコとクロ

 2007年2月6日、午後7時半頃、実家の犬、シロが他界しました。

 もう2年近く糖尿病を患っていたのですが、クッシング(副腎皮質の病気でホルモン異常になる)や心臓病も併発していたので、だんだん体が弱っていき、目も見えなくなり、毛も抜け、頭もボケて、最近は食べるときだけ元気であとは寝たきり状態でした。排泄もそこらへんにしてしまうので、昨年末からはオムツを履かせていました。
 
 そんな末期的症状だったので、ある程度は覚悟していましたが、低血糖の状態が続いていたようで、最期は痙攣がひどくなり、病院で点滴をしてもらっても回復せずにそのまま死んでしまったのです。
 他の病気もあったので糖尿病治療のためのインシュリン注射の量の調整が難しく、血糖値が一定しなかったのも原因ではありましたが、肝臓も腎臓も弱っていたというから、インシュリン投与は延命治療でしかなかったのです。仕方がありません。

 でも、もともとは捨てられた犬で東京都動物愛護センターで処分寸前だったところを、仲間のクロと一緒に我が家に引き取られ、家の中で飼われて一人ぽっちで留守番させられることもなく、おいしいものをもらい、散歩も毎日連れていってもらい、ずっとかわいがられてきたのだから、犬としてはかなり幸せな一生でした。

 仲間の犬の死を、クロやポコはまったくわかっていないようです。シロはもうずっと寝たきりに近い状態だったので、今日もまた寝ているんだろう、くらいに思っているのかもしれません。