今朝の読売新聞に犬の記事が出ていました。
 知らなかったけれど、中国で狂犬病対策のために犬を大量に処分していたそうです。それを中止するように抗議の嘆願書が出され、ようやく実現されたとの内容でした。
 私が去年行ってきた雲南省では、なんと数万匹も処分されてしまったとのことでした。
 
 まあ、もともと犬を食べる習慣のある中国だから、処分されても命を全うできないという意味では同じかもしれませんが、人間の都合で命を奪われてしまう犬が哀れです。タイのように平和的な方法を取ってほしいものです。

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雲南省・元陽の田舎、少数民族の村です。食堂の前で犬を丸焼きにしている場面に出会いました。最初、皮を剥いでいるところを見たときは目を背けてしまいましたが、思い切ってカメラを向けるとこんなおどけたポーズ。「おい、食っていきなよ、うまいよ」と屈託なく言われると、ただ無駄に殺処分されるよりマシなのかなあ、とも思ったのでした
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雲南省・麗江。小型犬はペットとして大事に飼われています
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雲南省・麗江。市場では食用の犬が売られている。子犬は10~20元(150~300円)、ちょっと大きくなると80元でした。猫もいました
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今朝の記事。インドも同様に犬大国ですが、セレブ犬もいるそうです