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 中国への往復には中国国際航空を利用しました。往路は直行便が満席だったので、しかたなく大連経由となったのですが、13時20分発の飛行機が9時間も遅れて出発したことは携帯からアップしましたよね。

 そのときの中国国際航空の対応が、やっぱりダメでした。
 遅れた理由は「大連空港周辺が霧のため」なのですが、

「ただいま搭乗手続きを見合わせております。あと1時間後のお知らせをお待ちください」
を延々と繰り返すのみ。

 いったい何時間くらい遅れるのか、今日中に飛べそうなのか、そのへんはまったく説明はありません。しかも中国国際航空に問い合わせたくても、チェックインカウンターには入れません。そこでカウンター入口の警備の人に聞いてみると、まだ大連空港からの飛行機が飛んでいない、との話。

それじゃあ、最低でもあと4時間は出発できないじゃん!


「まったくねえ。ちゃんと説明すればいいのにねえ。それでまた何時にここに集まれというふうにすれば問題ないのにさ」

と警備員さんたちも腹立ち気味。ホントです。あの放送だけでは飛行機は成田にある、と思ってしまいますよね。
 チェックインもできないから、みんな大荷物を抱えて動きも取れません。私は荷物が少ないので動き回れたけれど、1時間ごとの放送に注意しなくちゃならないので気も抜けません。
 結局、この日最後のフライトでやっと乗れたわけですが、その落とし前はたった1500円分の食事券のみ! なめてんのか? 夜になるとホテルを用意しなくちゃならないから無理やり飛んだような気がしなくもありません。 
 しか~も! 機内に日本の雑誌がまったくありませんでした! 普段あまり雑誌を読まないので、飛行機の中で雑誌をむさぼり読むのが楽しみだったのに! エジプト航空のカイロ発便にだって置いてあったのに! ケチすんな!

 そうして北京に到着したのは夜中の2時30分、ここでもひどいことが!
 乗客を飛行機から下ろし、空港建物へのバスを20分くらい待たせている間、クルー一行はお先に失礼、とばかりにさっさと自分達だけ先にバスに乗って行ってしまいました。
客を客扱いしない、ひどい振る舞いに、日本人客を中心にブーイングが起こってました。

 空港出口ではあわや白タクに乗せられそうになったし、マトモなタクシーに乗っても、違うホテルの前で降ろされて泣きそうでした。ちゃんと紙に書いて「ここに間違いないだろうな?」と運転手に確認したのに! 深夜3時30分ですよ、絶望感に打ちひしがれて彷徨う私を目的のホテルへ連れて行ってくれたのは稲川淳二に似た自転車タクシーのおじさん。ありがとう。

飛行機の中で出された燕京ビール。北京のビールです