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 猫たちは夜も自分の家に戻らず(ちゃんと猫小屋があるのに)、我が家に泊まっていきます。4畳半の和室に布団を二組敷いてダンナと私が寝るのですが、猫たちもそこで一緒に寝ます。
 冬の間は布団の中にもぐって寝ていた猫たちも、今はさすがに暑いようでナンディとミケが私の布団の上でそれぞれ丸くなります。かあちゃんは台所のディレクターズチェアの上や隣の部屋の座布団の上、ときには押入れの中など、そのときどきで場所を変えて寝ます。
 私は猫たちの隙間に入って寝るのですが、ときどき夜中に視線を感じて起きるときがあります。
「ん?」
 そんなときに寝ぼけまなこで周りを見ると、たいていかあちゃんが枕元や台所で仁王座りをしてみんなを眺めています。
「どうしたの? かあちゃん」
と聞くと
「ニャ!」
と短く答えてくれます。みんなが無事に寝ているのを確認しているそうです。どうも、自分はこの集団のボスだと思っているフシがあります。たしかに私たちのほうが後から来たとはいえ、一応人間なんですが。
 しかも猫たちは昼間寝ているせいか、朝方に起き出してエサを探し回ったり、外に出してくれ、と窓をたたいたりすることもあって、そのたびに起こされる私は寝不足気味。猫に振り回される日々です。不思議なことに窓側に寝ているダンナの健ちゃんはまったく気が付かず熟睡しています。なぜなんでしょう?