11月の出来事からこちらには書けないまま、年が明けてしまいました( ;´Д`)とほほ
ざっと総括。

11月1日は、東京芸術劇場開館25周年記念企画のひとつ、鈴木優人さんプロデュースの「ジョワ・ド・ヴィーヴル(生きる喜び)」という演奏会へ。
第一部はバッハコレギウムジャパンの無伴奏コーラスと優人さんのオルガンを中心に、小尻健太さんのダンスも加えた幻想的な空間。古楽から現代までを自由に漂う音楽に息をするのも忘れるくらい惹きつけられました。
第二部は優人さんが指揮するステージ。
若手演奏家の集団である、芸劇ウィンドオーケストラの「火の鳥」、そして東京交響楽団による「トゥーランガリラ交響曲」!なかなか演奏機会も多くないのですが、気持ちが高揚するもんですね。
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私事ですが、10月半ばに父が亡くなり、その魂はまだ空を漂っている時期でもありましたから、第一部の雰囲気はまさに鎮魂というか、亡くなった父の魂がそこにあるような気持ちに。そしてトゥーランガリラ交響曲を聴いているうちにとても前向きになれたのを思い出しました。
「盆と正月」というタイトルで書き進めたかったのは、この演奏会の直前が大友さんの盆踊りイベントだったのに加えて、芸劇での演奏会を聴いてこういう思いを持ったからだったんですよ。
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また月日は流れ、12月。
父の導きのおかげか、転職活動が思っていたより早く動きまして年内のジョブチェンジが決まりました。
ゆったりした気持ちで迎えたクリスマス。

バッハコレギウムジャパンのメサイア公演と、クリスマス物語公演でサントリーホールに2日続けて行きました。この過ごし方は本当に充実感にあふれたクリスマスを満喫出来るので、毎年の定番にしたくなります。
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N響の第九にも行きました。
期待のパーヴォ・ヤルヴィさん指揮の第九、遠くから近づいてくる表現が特に秀逸で、第四楽章で初めて弦のレチタティーヴォが喜びの歌の旋律を奏で始めるところは「ボレロか!」と思うほどのピアニシモ。心を掴む表現の数々に思わずなみだが。第九で泣けたのなんて初めてかも!!
大好き!!パーヴォ!!

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2015年の締めくくりは、みなとみらいホールにモルゴーアクァルテットのショスタコーヴィチ弦楽四重奏曲を聴きに。
熱い演奏とそれにも増して熱いお客さんたちに、翌年への活力を与えて頂いた感じです。

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そして迎えた新年です。
Eテレの「たなくじ」やりました。
今年をいい年にするキーワードを授けてもらったなあ!

長くなりましたが、本年もよろしくお付き合いください!

水澤  翠♪