

3月7日 渋谷La.mama
村山達哉さん生誕祭『五重丸』
大好きなアーティスト江上潤嗣(Jun-G)さんが企画の段階から関わってきた、
素敵なイベントを観てきました。
もちろん江上さんの演奏も。
この日はスペシャルバンド編成で、いつもは彼のピアノ弾き語りで聴いているあの曲この曲を。
改めて、江上作品は構想段階からきっちりとバンドサウンドがイメージされているんだなと実感出来ます。
そう、ピアノで聴いている時もちゃんと頭の中にバンドの音が鳴っているんだな、って。
それが具現化された音を聴けるのは、江上ファンとしてはとても興味深く楽しかったです。
彼の左手から繰り出される、例えば『♪深呼吸』の印象的なベースラインが
久しぶりに聴けた、大好きなベーシスト吉見さんの指先からも共に紡ぎ出されていくのを聴くのは・・・なかなかに心にしみるものがあります。
それから、江上作品のもうひとつの魅力を垣間見られたのが
他のアーティストさんに提供した作品を立て続けに聴けたことかな。
特に、私も知っている『♪Friday Special』『♪ワカルダロウ?』と、『♪君日和』を歌ったRyuさんは
柔らかな高音域が魅力的でした。
私はただただ江上さんのファンであり友人であるって言うだけで、こんな凄いイベントを知ることが出来たわけですが(汗)
主賓の村山さんを囲む様々なアーティストさんや関係者の皆様の、暖かい人の和から私なりに感じたのは
「何か素敵なことや面白いことが生まれるのって、結局は人と人とのつながりからに他ならないんだな」ってこと。
ひとりきりで閉じこもっていたら、人の持っている魅力や才能や、その他にもさまざまな(自分では気付かないかもしれない)ポテンシャルが眠ったままずっと気付かれないのではないか。
にこやかに笑顔を交わしお酒を飲み、誰かと語り合い、そしてそこから火花のように何かが生まれていくのかな。
それを形にしていくのも、やっぱり人とのつながりが大事なんじゃないだろうか。
そんなことを考えながら、家路についたのでした。