暑い暑いこの季節・・・毎年、友人の吉元貴弘さん指導の合唱団が出演する「すみだ区民音楽祭」を聴きに行くのが私の夏の定番になりつつあります。
今年は少人数精鋭部隊(なんと9人!!)の『女声合唱団コール・プリマ』を聴きに、8月18日の日曜日、すみだトリフォニーホール小ホールに行ってきました。


吉元さんの団は毎年とてつもない集客力を誇っていて、今年も30分前に会場に到着した時点で、かなりの長さの行列が!!さすがですね~。
熱心なお客さんたち、ステージの幕が上がるとカラフルなドレスを身にまとう団員さんたちの登場に「わぁ~」とため息にも似たどよめきが。反応なかなか良いじゃないですか!
今回のステージは1時間弱を2部構成にして、前半は世界の歌めぐり、後半が歌劇『カルメン』名曲集でした。
1.マイフェアレディより「踊り明かそう」
メロディとオブリガートと、どちらのパートの歌詞もよく聴こえてきます。転調したあとのクライマックス、ハイB♭キレイでした~!
2.キャッツより「メモリー」
いつもながらなんですが、クレッシェンドディミヌエンドの表現、ふくよかで広がりがあっていいですよね!Daylight~♪からのハーモニーはまばゆいような美しさでお客さんの顔が一斉に上がってました。最後のハーモニーも華やかに決まり、空間に飛んでいく余韻が美しかったです。
3.ラ・クンパルシータ
このアレンジで何度か演奏聴いていますが、再演を重ねるごとに楽曲と歌詞の世界がしっくりとはまって、この団の財産になっているのがよくわかります。もちろん、器楽曲としての魅力が生きるための歌唱法を研究して音にしていく技術の向上も素晴らしいです。スタカートとレガートの明確な歌い分け、隅々まで心を配ったアーティキュレーション!!
4.初恋
初めて聴きました。シンプルなハーモニーにピアノの美しい装飾が乗り、懐かしい気持ちがふくらみます。
中間部のルバートな部分にもハーモニーがついており、集中力の高い演奏を聴かせてくれるのはさすが。
「思いいづる日」の「るー」と「ひー」の音の処理がなんとも丁寧で、日本語の良さを伝えてくれました。
5.太陽がいっぱい
はじめはギターの音メインの伴奏に、ピアノのオブリガートがキラキラととても映える素敵なアレンジ。
2コーラス目からのアッチェレランド、エネルギーの高揚感が凄い。そこをふっとピアニシモに落とすのも、作戦?!心をわしづかみされちゃいます。
最後のフォルティッシモ、音域もそんじょそこらのアマチュアコーラスじゃあり得ないレベル。
「はかない」の「は」の発音に非常に心を砕いているのが伝わりました。儚い。。。胸がギュッと痛くなる響きのことばですもんね。言葉と音が見事にリンクする瞬間を感じました。
6,喜歌劇【巴里の生活】よりかわいい娘
これも初めて聴きました。コケティッシュな可愛らしい曲です。スカートの裾をひらひらさせたり、オペレッタの一場面風に笑ったり、振り付けがあって華やか!!お客さんの目をひいてました。
7.アムール河の波
この曲、とても好きです。ストリングスの音色で広がりをプラスしたイントロから、広大なロシアの大地と川の流れが目に浮かぶようです。大変ハイレベルな編曲だと思いました。ソプラノは高音でオブリガートに回ることも多く、その音色の美しさが際立ちます。中間部からのメゾアルトの活躍・迫力もこの曲では触れておきたいところです。そしてドラマティックなエンディング。ロシアの合唱音楽ってなんか日本人の心にフィットする、共感出来る魅力を持っていると思うんですが、この団の編曲はさらに一歩上を行く、鑑賞させる魅力を備えていました。
☆☆1部と2部のあいだに淑女たちはお着替え!そのあいだにピアノの富松さん、キーボードの村松さんで二人オーケストラ!!これから始まるカルメンの1.前奏曲とアラゴネーズを。
そして2部では真っ赤なフリル付きのブラウスに黒と赤のドット柄のひらひらロングスカート、髪にも真っ赤な花をつけたカルメンたちが舞台に再登場!またまたどよめく客席。
2.ハバネラ
大変有名な部分ですね。曲の魅力はもちろん、「こいは」「きまぐれ」「きまま」などのカ行の発音をたてて言葉もきっちり印象づける鮮やかな歌いぶりです。
3.エスカミーリョを迎える合唱
高音部も歌詞がはっきりしていて、闘牛士の登場を待ちわびる民衆の気持ちの高ぶりがよく伝わってきました。ここで書いておきたいのは富松さんの大活躍ぶりですね~!!まるで2台ピアノ?!っていうぐらいたくさんの役割を担っていらっしゃる。この華やかな場面は歌だけでは成立しないのです。まさしく神の手!
4..セギディーリャ&5.けむりのうた
セギディーリャ、振り付けが可愛かったです。歌詞がわかりやすくて、カルメンを見たことがない人でもどんな場面だか瞬時に理解出来ただろうなと思いました。
けむりのうたではめいめいにタバコを手に取り、けだるそうに煙を空に吐き出す仕草がまさにカルメンの一場面でした。
メンバー一人一人がちゃんとカルメンという作品を知って愛しているから、それぞれの場面を思いをこめて歌ったり演技したり出来るのでしょうね。
6.ジプシーの歌
こちらも富松さんのピアノ大好きです。村松さんのパーカッションも効果的な味付けで大活躍!!
このアレンジは何度も聴いてますが、団員さんももうけっこう慣れてらっしゃるのが凄いですね。3コーラス目のものすごいアッチェレランドも軽々クリア、余裕綽々(に、聴こえましたよ)。
アンコールはピアソラの「リベルタンゴ」でした。
至る所のハーモニーが美しく、はじめから疾走するような、プラスのエネルギーを感じる演奏がとても素晴らしいです。
また中間部からピアニシモでささやく合唱にギターのオブリガートをからめるあの場面は、合唱曲としてのアレンジではなかなかお目にかかることのない新鮮な響きです。またどこかのステージで聴けたらいいな。
この人数でこれだけ完成度の高い音楽を作り上げるのは、ホントに並大抵ではないと毎回感動して家路につくのです。これからも、進化し続けていく演奏を是非聴かせて下さい。応援しています!!
・・・・・・・・・・・・・・・
さて、話は変わって家庭教師ネタです。
最近、あたらしい生徒ちゃんと、ご縁が出来ました!
先日初顔合わせをしてきたんですけど、笑顔いっぱい感激いっぱいの一日になりました。
初対面なのに私の名前を覚えてくれて、いっぱいお話できたね。帰りにはクレヨンで私の顔と名前を描いてくれたのをプレゼントしてくれました。

もうひたすら可愛い天使ちゃん!来月からどんな展開していこうかな。楽しみだわー(^_-)-☆
そんなわけで・・・9月から伺うことになった、未就学の生徒ちゃんとのネタ探しに、大きめの本屋さんの学参や児童書・絵本のコーナーを探索。
先日実際に顔を見てお話しした様子から「これは難しいかなぁ、これなら興味持ってくれるかなぁ」などど天使ちゃんの笑顔を思いつつ教材を探していると、時間があっという間に過ぎる。


ひとまずこれ、と思ったひらがなれんしゅうの本、かずの本、いろやおおきさなどのちえあそびの本をチョイス。
近くに大好きな「はらぺこあおむし」の愛蔵版ミニブックを発見!自分へのお土産に購入。そしてあおむしみたいにおなかがぺっこぺこになっちゃったから、たい焼きも!
あおむしのように食べ過ぎておなかがいたくてなかない程度に食べました(笑)
今年は少人数精鋭部隊(なんと9人!!)の『女声合唱団コール・プリマ』を聴きに、8月18日の日曜日、すみだトリフォニーホール小ホールに行ってきました。


吉元さんの団は毎年とてつもない集客力を誇っていて、今年も30分前に会場に到着した時点で、かなりの長さの行列が!!さすがですね~。
熱心なお客さんたち、ステージの幕が上がるとカラフルなドレスを身にまとう団員さんたちの登場に「わぁ~」とため息にも似たどよめきが。反応なかなか良いじゃないですか!
今回のステージは1時間弱を2部構成にして、前半は世界の歌めぐり、後半が歌劇『カルメン』名曲集でした。
1.マイフェアレディより「踊り明かそう」
メロディとオブリガートと、どちらのパートの歌詞もよく聴こえてきます。転調したあとのクライマックス、ハイB♭キレイでした~!
2.キャッツより「メモリー」
いつもながらなんですが、クレッシェンドディミヌエンドの表現、ふくよかで広がりがあっていいですよね!Daylight~♪からのハーモニーはまばゆいような美しさでお客さんの顔が一斉に上がってました。最後のハーモニーも華やかに決まり、空間に飛んでいく余韻が美しかったです。
3.ラ・クンパルシータ
このアレンジで何度か演奏聴いていますが、再演を重ねるごとに楽曲と歌詞の世界がしっくりとはまって、この団の財産になっているのがよくわかります。もちろん、器楽曲としての魅力が生きるための歌唱法を研究して音にしていく技術の向上も素晴らしいです。スタカートとレガートの明確な歌い分け、隅々まで心を配ったアーティキュレーション!!
4.初恋
初めて聴きました。シンプルなハーモニーにピアノの美しい装飾が乗り、懐かしい気持ちがふくらみます。
中間部のルバートな部分にもハーモニーがついており、集中力の高い演奏を聴かせてくれるのはさすが。
「思いいづる日」の「るー」と「ひー」の音の処理がなんとも丁寧で、日本語の良さを伝えてくれました。
5.太陽がいっぱい
はじめはギターの音メインの伴奏に、ピアノのオブリガートがキラキラととても映える素敵なアレンジ。
2コーラス目からのアッチェレランド、エネルギーの高揚感が凄い。そこをふっとピアニシモに落とすのも、作戦?!心をわしづかみされちゃいます。
最後のフォルティッシモ、音域もそんじょそこらのアマチュアコーラスじゃあり得ないレベル。
「はかない」の「は」の発音に非常に心を砕いているのが伝わりました。儚い。。。胸がギュッと痛くなる響きのことばですもんね。言葉と音が見事にリンクする瞬間を感じました。
6,喜歌劇【巴里の生活】よりかわいい娘
これも初めて聴きました。コケティッシュな可愛らしい曲です。スカートの裾をひらひらさせたり、オペレッタの一場面風に笑ったり、振り付けがあって華やか!!お客さんの目をひいてました。
7.アムール河の波
この曲、とても好きです。ストリングスの音色で広がりをプラスしたイントロから、広大なロシアの大地と川の流れが目に浮かぶようです。大変ハイレベルな編曲だと思いました。ソプラノは高音でオブリガートに回ることも多く、その音色の美しさが際立ちます。中間部からのメゾアルトの活躍・迫力もこの曲では触れておきたいところです。そしてドラマティックなエンディング。ロシアの合唱音楽ってなんか日本人の心にフィットする、共感出来る魅力を持っていると思うんですが、この団の編曲はさらに一歩上を行く、鑑賞させる魅力を備えていました。
☆☆1部と2部のあいだに淑女たちはお着替え!そのあいだにピアノの富松さん、キーボードの村松さんで二人オーケストラ!!これから始まるカルメンの1.前奏曲とアラゴネーズを。
そして2部では真っ赤なフリル付きのブラウスに黒と赤のドット柄のひらひらロングスカート、髪にも真っ赤な花をつけたカルメンたちが舞台に再登場!またまたどよめく客席。
2.ハバネラ
大変有名な部分ですね。曲の魅力はもちろん、「こいは」「きまぐれ」「きまま」などのカ行の発音をたてて言葉もきっちり印象づける鮮やかな歌いぶりです。
3.エスカミーリョを迎える合唱
高音部も歌詞がはっきりしていて、闘牛士の登場を待ちわびる民衆の気持ちの高ぶりがよく伝わってきました。ここで書いておきたいのは富松さんの大活躍ぶりですね~!!まるで2台ピアノ?!っていうぐらいたくさんの役割を担っていらっしゃる。この華やかな場面は歌だけでは成立しないのです。まさしく神の手!
4..セギディーリャ&5.けむりのうた
セギディーリャ、振り付けが可愛かったです。歌詞がわかりやすくて、カルメンを見たことがない人でもどんな場面だか瞬時に理解出来ただろうなと思いました。
けむりのうたではめいめいにタバコを手に取り、けだるそうに煙を空に吐き出す仕草がまさにカルメンの一場面でした。
メンバー一人一人がちゃんとカルメンという作品を知って愛しているから、それぞれの場面を思いをこめて歌ったり演技したり出来るのでしょうね。
6.ジプシーの歌
こちらも富松さんのピアノ大好きです。村松さんのパーカッションも効果的な味付けで大活躍!!
このアレンジは何度も聴いてますが、団員さんももうけっこう慣れてらっしゃるのが凄いですね。3コーラス目のものすごいアッチェレランドも軽々クリア、余裕綽々(に、聴こえましたよ)。
アンコールはピアソラの「リベルタンゴ」でした。
至る所のハーモニーが美しく、はじめから疾走するような、プラスのエネルギーを感じる演奏がとても素晴らしいです。
また中間部からピアニシモでささやく合唱にギターのオブリガートをからめるあの場面は、合唱曲としてのアレンジではなかなかお目にかかることのない新鮮な響きです。またどこかのステージで聴けたらいいな。
この人数でこれだけ完成度の高い音楽を作り上げるのは、ホントに並大抵ではないと毎回感動して家路につくのです。これからも、進化し続けていく演奏を是非聴かせて下さい。応援しています!!
・・・・・・・・・・・・・・・
さて、話は変わって家庭教師ネタです。
最近、あたらしい生徒ちゃんと、ご縁が出来ました!
先日初顔合わせをしてきたんですけど、笑顔いっぱい感激いっぱいの一日になりました。
初対面なのに私の名前を覚えてくれて、いっぱいお話できたね。帰りにはクレヨンで私の顔と名前を描いてくれたのをプレゼントしてくれました。

もうひたすら可愛い天使ちゃん!来月からどんな展開していこうかな。楽しみだわー(^_-)-☆
そんなわけで・・・9月から伺うことになった、未就学の生徒ちゃんとのネタ探しに、大きめの本屋さんの学参や児童書・絵本のコーナーを探索。
先日実際に顔を見てお話しした様子から「これは難しいかなぁ、これなら興味持ってくれるかなぁ」などど天使ちゃんの笑顔を思いつつ教材を探していると、時間があっという間に過ぎる。


ひとまずこれ、と思ったひらがなれんしゅうの本、かずの本、いろやおおきさなどのちえあそびの本をチョイス。
近くに大好きな「はらぺこあおむし」の愛蔵版ミニブックを発見!自分へのお土産に購入。そしてあおむしみたいにおなかがぺっこぺこになっちゃったから、たい焼きも!
あおむしのように食べ過ぎておなかがいたくてなかない程度に食べました(笑)