音楽が好きな自分ですが、ここにも時々書いてますように美術館に行ったりするのも好きです。
ただ、音楽ほど自分の好みを明確に主張出来るほどの知識はないので、
わりと雑食に何でも見に行きたい方です。


9月になって、以前から告知を見て行きたいと思っていた「アートの畑@ISETAN2012」に行ってきました。
今年の5月に、友人のSoulSinger江上Jun-Gさん率いるバンドのライブに、コラボ出演&個展同時開催なさっていたイラストレーター「すぎはらゆり」さん。

つまずいたって、起きればいいよ。
彼女の描くやや邪悪な目つきの(笑)ネコやイカ紳士の世界がけっこう好きなんですよ。で、彼女もこちらの催しに参加との告知を見て、行ってきました!!
ゆりさんご本人にもお会い出来て、お話も出来て良かったです。想像以上の短い製作期間で、これだけたくさんのグッズを準備される集中力、すごいなぁと圧巻でした。
ゆりさんが寄り目になるほど(笑)集中して絵付けを施した可愛らしいぐいのみ、迷いましたがこちらをゲット。


つまずいたって、起きればいいよ。
ぐいのみ。。。ぐいっとお酒かぁ、飲めないんですよ私。。。さて、何に使おうかな。
じっと眺めて考えた結果、可愛いぐいのみは我が家の楊枝入れに決定!!
さっそく、そこから楊枝を取り出して、梨をいただきましたとさ~!



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頂き物のチケットがあったので、第97回二科展を見に、六本木の国立新美術館に行ってきました。

つまずいたって、起きればいいよ。
。。。とはいえ絵画1フロアと彫刻ぐらいでくたびれちゃってギブアップでした。う~ん、新美術館広いよ!!
不思議なのはタイトルを見ずに絵を見て、自分が「へぇ~、コレ好きだ!」と思ってあとからタイトル見たら、音楽的なタイトルが付けられてることが多くて面白いなと思ったりね。
メンデルスゾーンのフィンガルの洞窟とか、ツィゴイネルワイゼンとか、ジャズサウンドなんとかとか。。。


さて、出品されてる大人たちの作品が素敵なのは確かだけど、それよりも私が最も目を奪われたのは、被災地児童作品の特別展示でした。
福島県の南相馬市立石神第二小学校の5年・6年生が、二科会のスタッフのアドバイスを受けながら7月に二日間をかけて共同制作した、大きな絵。
原発に頼らない未来を思う、子どもたちの描く夢のまち。
「未来の夢のまち」というタイトルで個人の考えるそれぞれの未来の家を描いた画用紙サイズの絵が下の方にはびっしり並べられ、その上には壁いっぱいの3つの未来のまち。
福島の子どもたちの計り知れぬ傷と、彼らの思う未来そして大きな夢。
大きな絵はもちろん、一人一人の絵を見ていたら涙が出てきちゃって、しばらくその絵の前から動けなくなりました。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20120907/CK2012090702000082.html


新聞サイトの記事にもなってました。
お時間ある方は二科展の作品だけでなく、「未来の夢のまち」にも足を止めて下さい。。。南相馬の子どもたちの心の声を是非、ご覧になっていただきたいと思います。

帰りに、東京ミッドタウンにある「浅野屋」というパン屋さんで、チェリーパイとブルーベリーパイを食べました。
つまずいたって、起きればいいよ。

う~ん、サクサクで美味しいこと!!