クリスマスイブが明けた25日は、新国立劇場へバレエを観に行ってきました。
バレエ、いつ行っても質の高い「うっとり感」に浸れる。。。
オペラや演奏会などと並んで、大好きな舞台のひとつになりました。
「くるみ割り人形」 を見てきたんですけど
やっぱりクリスマスシーズンの雰囲気をを満喫できる演出に、ワクワクするのは大人も同じね。
新国バレエではクリスマスにはこれか、「シンデレラ」かなんですが
どちらも子どもの頃に絵本で見た、ファンタジックな世界が目の前に繰り広げられる高揚感が大好き。
「くるみ割り人形」は言わずと知れた、宝箱をひっくり返したような素敵な音楽でいっぱい。
今回は細かい部分まで聴き取れるいい演奏で、チャイコスフキーの音楽の良さを再認識しました。
さて、このおはなし。
少女が夢見た世界に足を踏み入れて、色々なおもてなしを受けて、最後は少し背伸びして美しい王子様と
手を携えて踊ったり。。。っていう展開が結構好きだったんだけど
今回の演出は、くるみ割り人形が王子に変身したら、ただクララをお菓子の国へ連れて行くだけで
彼女の見ている目の前で雪の女王と王子が踊り
最後は金平糖の精と王子が踊り
喝采を浴びるのは金平糖の精。。。(このプロジェクトのプリマは、あくまでも金平糖の精と王子でクララではない、という考え方ですね)
私はなんとなく、見ていて一抹の寂しさを感じたなぁ
っていうか
華やかな王子の相手となる金平糖の精に、クララが焼き餅を焼いちゃうんじゃないかとか
考えすぎ?(笑)
やっぱりここのツリーは毎年キレイ!
ホワイエには「シンデレラ」の衣装が展示してあったりもしました。
今度はシンデレラもまた見たいなぁ。
クリスマスにバレエ、ちびっこにも大人にも、是非是非オススメの過ごし方ですよ。