
私は甘党 派!
ええ、もちろん甘党です!
お菓子を作るのも食べるのも好きだし
まぁ、お酒が飲めないせいもあるかもしれないけどね。
うちのダンナを始め、私の周りにはけっこう甘いものを好んで食べてくださる方が多く
なんちゃって菓子職人としては(笑)非常に作りがいがあるってもんです。
知人の舞台や演奏会などには、時間があればお菓子を作って持って行ったり
好きなお店で買ったりなどお菓子を差し入れることが多いです。
昨日は大事な友人、狂言師のキンキンさんご出演の舞台を観に行って
差し入れも持って行ったんだけど、キンキンさんにはお酒の方がいいかなって思って
ワインにしました。(私の作ったお菓子もしょっちゅう食べさせちゃってますけどww)
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三宅狂言会 一の会 其の一三
2011年12月11日(日)セルリアンタワー能楽堂
13時30分開場 14時開演
「舟渡聟(ふなわたしむこ)」
「奈須与市語」
「六地蔵」
始めに、酒好きの舅のおかしさ、舟が揺れるときのダイナミックな動き、わわしい奥様と狂言らしい要素満載の
「舟渡聟」、
独り語りの迫力が魅力的な「那須与市語」と続き、
休憩を挟んで「六地蔵」。
キンキンさんは「六地蔵」の田舎者を演じられていました。
まことに田舎というものは不自由なものでござる。。。といいながら
地蔵堂に安置する仏を作ってくれる仏師を探して都に出てきた田舎者の
最初のひとこと「わあ~ わあ~」
打ち上げでヤノミさんとも語り合っちゃったんだけど、このひとことが都を初めて見た田舎者の
驚きとか感激とか、とにかく目の前がぱあっと開けてバラ色の世界が見えちゃった!っていう感じが
本当に良く表されているんですよね。
六地蔵という曲って本当に文句なく笑えちゃうんですよ。
狂言を見るのが今回初めて、という友人も観に来ていて、となりでめっちゃ笑ってました~。
そういえば前に見た六地蔵の時は、キンちゃん、地蔵のひとりだったんだよね。
今回は筋の中心を引っ張る役を、立派に務めていて素晴らしいと思いました。
キンちゃんと知り合ってからもう何年になるのかな。
狂言の会へのお誘いをいただくようになってから考えても、もう数年経つんですけど
私は毎回キンちゃんの活躍を目の当たりに出来るのがとても楽しみです。
キンちゃんとは日頃はモーツァルトやらクープランやらのクラシック音楽ネタで盛り上がり、
聖路加でオルガンを聴いては帰りにバカ話。。。
そんな感じなんですけど(笑)
彼の本職は日本の伝統芸能を支える、若き(え?)狂言師。
誇りに思ってます。これからも応援してるよ。