本日、ちょっと節目な感じ?のお誕生日を迎えました。
メールやメッセージとっても嬉しかったです。
今朝行った家庭教師先では
小学生の女の子が私のお誕生日プレゼントと手紙、そして手作りチーズケーキまで用意して待っていてくれました。
メールやメッセージとっても嬉しかったです。
今朝行った家庭教師先では
小学生の女の子が私のお誕生日プレゼントと手紙、そして手作りチーズケーキまで用意して待っていてくれました。


私の大好きなスヌグッズ、そしてめきめきと腕を上げている美味しいケーキ
涙腺ゆるんじゃいますね。可愛いのう~。
さて、仕事の後は夫と待ち合わせて、所沢ミューズ アークホールに行きました。

ちょっとまえからチェックしていた、ジャン=フィリップ・メルカールトさんのリサイタルです。
聖路加「夕の祈り」での演奏がとても印象に残っていて。。。
(日記書いてました。http://ameblo.jp/pocoapoco-midori/entry-10552471879.html
「あ、この人が所沢のホールオルガニストになったんだ!」と嬉しくなった。
所沢はうちの地元から比較的行きやすく、けっこう身近な場所です。
地方都市のホールとしてとても頑張っている良い例だと感じるところが多くて。
一流の演奏家を破格のチケット代で聴けちゃう、物凄いお得感。
こういうセンスがいいホールが行きやすくてありがたいなぁ。
さて、今日の演奏会。
Bonjour!
メルカールトとめぐるバッハとパリ
J.S,バッハ トッカータとフーガ ニ短調 BWV565
フォーレ(メルカールト編曲) 組曲「ペレアスとメリザンド」
1,前奏曲 2.糸を紡ぐ女 3.シシリエンヌ 4.メリザンドの死
J.S.バッハ コラール「われを憐れみたまえ、おお主なる神よ」BWV721
フランク コラール 第3番
☆☆☆ ☆Intermezzo☆ ☆☆☆
J.S.バッハ(デュプレ編曲) シンフォニア(教会カンタータBWV29より)
J.S.バッハ(デュリュフレ編曲) 主よ、ひとの望みの喜びよ(教会カンタータBWV147より)
ドビュッシー(メルカールト編曲) 牧神の午後への前奏曲
J.S.バッハ(ヴィドール編曲) コラール「目覚めよと呼ぶ声あり」BWV545
シチリアーノ(フルートソナタBWV1031より)
ヴィエルヌ ウェストミンスターの鐘
ステージには大きなスクリーンが設置されて、オルガニストの手足を写すカメラからの映像がリアルタイムに流れてくるのがとても面白い。
そして、メルカールトさん自身がプログラミングし、曲解説を書き、さらには演奏の合間に曲の説明などのMCを日本語でしてくれました。
そのひたむきなほどの懸命さと、ここのホールのシンフォニックな響きを生かした素晴らしい演奏。
編曲の手腕も素晴らしく、フォーレもドビュッシーも涙が出ちゃいました。
(つーか、トッカータとフーガを聴いている時点からすでにただならぬ感動で泣きっぱなしだったんだけど)
ただの名曲コンサートでは終わらない、ひときわ濃厚で素敵な時間を過ごすことが出来ました。
今日の演奏会は、「100年前のパリではバッハはとても人気があった。当時こんなオルガンコンサートが開かれていたかも?」というコンセプト。
当時のフランスの音楽家や聴衆がどのようにバッハを愛してきたのかが、手に取るように伝わってくるプログラムで大変興味深かったです。
これまで自分はオルガン音楽を聴くときに、バッハやその近い時代の作曲家の作品と、フランクなどもう少し新しい時代の作曲家の作品とを、なんとなく壁で隔ててしまっていたような気がします。そこを演奏面でも知識の面でもきちんと埋めてくれて。
今後また、聖路加などでいろいろなオルガン音楽に出会っていくと思うのですが、明らかに聴き方が変わるんじゃないかって、そんな思いで会場を後にしました。
演奏会の帰りには、気に入っているカフェに寄って、南高梅の甘露煮がまるまるひとつぶ乗っかった、梅シロップのあんみつを食べました。

ダンナは抹茶のかき氷。夏の涼味ですなぁ。