今朝、近所に咲くあじさいを見て思い出したこのことば

「六月であることの証」

これは、私が学生の頃に入っていた、地元のアマチュア合唱団でご指導くださっていた
国立音大の長井則文先生による作詞作曲の「あじさい」という合唱曲の一部です。

この時期にぴったりなのでご紹介。

「あじさい」作詞・作曲 長井則文 


それは 雨の 落とし子
六月であることの証 涙色の しずく花

それは 雨の 落とし子
遠い日を見るような あわい 涙色の しずく花

それは 雨の 落とし子
夏の日はもう近い そっと風が告げる 

あじさいに





・・・毎年紫陽花が色づき始めると、この歌を心の中で口ずさみながら駅への道を急ぐのが、私の六月の朝です。
また、長井先生のつくった歌には、「風は五月に限る」という名曲もあります。
こちらもさわやかな五月になると必ず思い出しますね。

今年も紫陽花の季節だな、長井先生はどうしているのかな、と
何となくネットで検索をかけてみたら

今年の4月11日に、脳梗塞のためにお亡くなりになっていたなんて!
ああ、なんで、なんで!!
私、大学を卒業して、教員に成り立ての頃一度ご挨拶に伺ったきりで。。。
とても、とても残念です。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。

でも、きっと私はこれからも
紫陽花が色づく頃になると、この歌を思い出すんだろうな。

合唱団員時代、本当に可愛がってくださり、お世話になりました。
合唱を作り上げる楽しさや厳しさ、様々な世代が集まって歌う喜びを教えてくださいました。
ありがとうございました。
安らかに、おやすみください。



つまずいたって、起きればいいよ。-201106090722001.jpg


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紫陽花と雨、時折見せる梅雨の晴れ間
じゅりさん曰く、「この曲はなんか雨のイメージなんだよね。」
私にとっては久しぶりのお昼のコンサート、いよいよ明日です。

3月に引き続き、長く歌い継がれている70年代の名曲ですよ。

そうだなぁ、雨あがりの虹のようなさわやかな演奏を目指そうかな。

お時間ございましたら、よろしくお願いいたします。

◆2011/6/10(金)◆
お昼のコンサート
@聖路加国際病院トイスラーホール(築地) 12:00開演 入場無料

Sax.吉田充里 Pf.水澤翠