何かの楽器の神になるとしたら何の楽器がいい? ブログネタ:何かの楽器の神になるとしたら何の楽器がいい? 参加中

そりゃあ、ピアノに決まってますがな。。。
いっぺんでもいいから、こんな神な演奏している夢だけでも見たい!!
そんな演奏家に出会えた昼下がりだったのでした。。。
昨日は、ジャンさんもお出かけ気分と言うことで(笑)お昼前から家を出発。

ちょっとした用事を済ませたり、お昼を食べたりしてから
チケット何も持っていなかったけど、無料コンサート&屋台村でも?ってことで東京国際フォーラムへ。

『ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2011 熱狂の日音楽祭』
我が家のGWはたいてい一度はここに来るの定番なんです。
今年は来日アーティストの相次ぐキャンセルなどの事情で大幅にプログラムが変わったりする中、無事に開催できて人が集まっていることだけでとても素晴らしいな、って思います。
まぁ特に気合い入れて前売り買ってたわけじゃないし(笑)あまり期待もせずにふらりと立ち寄ったら

展示ホールでの無料コンサートに、なんと小曽根真さんの登場する日でした!

完全入れ替え制の会場だったので、屋台村で時間つぶしてから列の後ろのほうに並びました。

屋台村のひとこま


つまずいたって、起きればいいよ。


つまずいたって、起きればいいよ。


かわいい真っ赤な車からは、ワッフルの焼ける美味しい香りが。
溶かしバターとメープルでいただくワッフル、美味しかったです。

さて、小曽根さんの演奏を聴こうと、お客さんが続々と増えてきました。私たちが展示ホールへの列に並びに行った時点で凄い人で、もう座ることは出来なかったんですけど
立ち見でも大満足の30分弱、素晴らしいひとときを過ごせました。

「Reborn(小曽根 真)」から始まり、ブラームスの曲(ちょっと元ネタ分からず・・・勉強不足ですんません)とリストの「愛の夢」をモティーフに使った即興演奏炸裂!!まぁ凄かった。
ここでビックリしていたら、それだけではなかった!なんとその次はブラームスの「ハンガリー舞曲5番」をタンゴ風にアレンジ!
「この曲聴いてたら、タンゴが聞こえて来ちゃったんで(笑)タンゴな感じで演奏させていただきます」ってにっこり笑ってピアノの前に座ったかと思うと、「これピアソラかよっ!」っていうめちゃめちゃ面白いアレンジ。

弾いてるうちに最後のほうで譜面台がバタッと倒れたりしてました(汗)
小曽根さんが演奏後に

「コレ絶対ブラームスが怒ってるんですよね(;^_^A・・・俺の曲めちゃくちゃにしやがって、って(;´▽`A``」

なんてカラカラと笑ってましたけど。
最後に「信じて走れ(小曽根 真)」でした。

迫力ありユーモアあり、繊細な表現あり、小曽根さんの思いが伝わってくる演奏でした。
立ち見の疲れも忘れてのめり込んでしまいました。

このコンサートをちょうど聴ける時間にここにいられて本当に良かったです。

ここでジャンさんは先に家路に。
私は聖路加国際病院礼拝堂へ。

祝日でもオルガンコンサート「夕の祈り」はいつも通り開催されるので、毎月のお楽しみなんで行ってきました。

オルガン演奏 : 長山 結&ディック・コーマンス(ご夫妻です!)


D.ブクステフーデ:トッカータ ヘ長調

D.コーマンス:詩編8

J.S.バッハ/F.ディ・レルニア編曲:
2つのヴァイオリンのための協奏曲 BWV1043より
ラルゴ・マ・ノン・タント

J.S.バッハ/D.コーマンス編曲:チェンバロ協奏曲第1番
ニ短調BWV 1052より アレグロ 【連弾】
 

今月のオルガンもなんか炸裂している感じで、とても面白かった。
ブクステフーデのトッカータ、目まぐるしくいろんな場面を通過していく感じにしびれました。
そして、今月歌う聖歌のメロディが巧みに絡む、幻想的な一曲。
後半は私の好きなバッハの協奏曲のオルガンアレンジ版だったので、気分が上がりました!

今月のお話では、祈り続けること(心を開いて神と対話する)・感謝の気持ちを持ち続けることの大事さ。
そこから得られる喜びは、自分の置かれている状況に関係がないものである。
自分の身の回りにおこるすべてのことは、贈り物である。
そんな内容でした。

あと、礼拝堂の壁に教会の関係の方が墨で書いた「一文字」が飾ってありました。キリストの受難から復活に至るまでに関連する漢字を集めてあるものと思われます。
日野原先生の書いた「死」という文字が自分の真後ろにあったんですけど、なかなか深いものを感じました。。。