コンパスで円を描いたり

決まった長さを切り取ったり

算数や数学の作図では、コンパスって大活躍しますよね。


ところが

子どもたちの使っている道具を見てみると、意外と使いづらそうで

悪戦苦闘してる子がほとんど


どうしてだろう


①針先が鈍っていて(安全のため?あまりとがっていなくて)、または保管状況が悪くて針が曲がっていて

書きたい紙にしっかりと刺さらずに書いてるうちにずれてしまう。


②鉛筆(または小さなシャープペンがついてるのもあるよね)を固定する部分が

ちゃんとネジをしめてもゆるかったりすると、書いているうちにずれる


③コンパスの足を広げる部分の蝶番がゆるすぎると

せっかく決めた長さが書いてるうちにずれて、円の始点と終点が重ならない


④持つ部分が細すぎて、ぐるりとまわすのに手先の器用さを必要以上に要求する


・・・などなど

色々考えられます


今日の仕事先では、小学生の女の子と一緒に円の勉強をしていたんですが

たまたま最近、新しくコンパスを買ったんだそうで


お手並み拝見


これが優れもので、上に挙げた「コンパスの使いづらさ」の中でも

特に④について工夫した作りになっている

針先からキャップを外して、持ち手のところにはめると、持ち手が少し太くなるので

つかみやすく、すべらず、本当に上手に思いのままの円が描けるのです!


しまうときにはキャップで針先を保護するので、①の状況も防げます。

②、③についても申し分のない機能だと思いました。


魔法のコンパスを手に

翼が生えたようにすいすい円を描く彼女はとってもうれしそう

「円を使った模様作り、今日の宿題ね。色もキレイに塗ってね。」

張り切ってうなずくその目に、自信がちらり

いいね!


来週は力作、楽しみにしてるよ!