私は自分が声楽出身で現在はピアノ弾きで、ってこともあって
「持ち運びの出来る楽器」にとっても憧れがあります。
音大時代も、友人と良くこんなこと言ってた。
「楽器専攻の人はいいよね、楽器を持って颯爽と歩いて、見るからに音大生って感じで!」
「うんうん、それに比べて私たち(声楽科)って見た目だけじゃ得体が知れない連中だし(笑)」
「自分の専攻楽器のキーホルダーとかピンバッジとか、楽器屋さんで売ってるのいいよなぁ。。。」
「うん、うた科じゃあり得ないもんね。。。声帯??きもっ(爆)」
・・・・・・しかし声帯に結節(ポリープ的なもの)が出来た時に医者が撮ってくれたポラ写真を持ち歩いて見せびらかす、謎の同級生はいましたけど(爆)
ま、そんな話はプロローグで。
持ち運びできる楽器として、今までの仕事(音楽教員)にも関わりのあるリコーダーという楽器が
私はこどもの頃から今に至るまでずうっと大好き。
小学生時代、ソプラノリコーダーの曲集(ふえの本、って呼んでた)から練習した曲を、音楽の時間や昼休みに先生に見てもらって合格ならハンコがもらえて先にすすめるんだけど
3年生の時の担任の先生が、音楽専科の先生から小学校全科の教員免許を取り直した人だった
それで初めて受け持ってくれたのが私のいたクラスだったのね
私はその先生が大好きでくっついてまわってて(笑)放課後にもよく笛の練習の成果を聴いていただいた
たくさんほめてくれたから、3年生のうちに、6年生まで使う笛の本の全曲を合格しちゃったんだよ
私が笛好きなのは、その先生の影響ね
現場は中学校だったから、仕事ではアルトリコーダーを使う
いつも手にしているうちに、いつしかアルトの魅力に取り憑かれた
教員やめて少し時間が出来て
改めてリコーダーちゃんと吹きたいな、って
そんなに高価ではないけど、木製のアルトリコーダーを購入
調子に乗って、同じF管のソプラニーノリコーダーも買いました。
ピアノ生活の合間に、たまに手にする程度なんだけど、
この2年ほどは、ピアノ伴奏でお手伝いするサックス教室LENTOの発表会で
ちゃっかりリコーダーソロを吹かせていただいていて
なんとなく年が明けて春に向かうこの期間は、私にとってリコーダーの季節なんだ
そして最近、念願のソプラノリコーダーを買いました。
木の奏でる甘い音色
ほんとうは、頭の柔らかい子どもたちにこそ、プラのリコーダーのけたたましい音じゃなくて
こういうやわらかな音に触れて欲しいものなんですけどね。。。
ずっとアルトやソプラニーノばかり吹いていたから、ソプラノの運指が久しぶりです。
今年の春も、リコーダーでもステージに上がれるようにコツコツ練習しようっと。
うちのリコーダー3兄弟。
左からアルト・ソプラノ・ソプラニーノです。