公民館での「ファミリーリトミック」に1~2歳まで二年間受講されていましたので、お母さんも懐かしい~とおっしゃっていました


公民館の時も、Mちゃんはお母さんのお膝で、お母さんといつも一緒に活動をしていました。でも、とてもよくみんなの様子を見ていて、お家で思いだしてはリトミックをしてくれていたそうです。
一年ぶりに会うMちゃんは、赤ちゃんらしさは抜けてすっかり可愛い女の子に成長していました


昨日も始めのうちは、春の歌、歩いたり走ったりGo&Stop、ボールつき、絵カード、カラーボード、私とお友達の様子をお母さんのお膝で見ていました。
そして、そろそろ終わりかな、という頃、
自分から発言してくれたり、道具を片付け私の元へ持ってきてくれました

「楽しかったよ


と言いながら…。
お母さんも驚いて



みんなと一緒に動いていないだけで、その子が楽しんでいない、とは判断してはいけませんね。
ここまでしか理解できていないだろう、と他人が、大人が判断してしまうのは危険なことですね
内的理解していることを、子どもは表現する術を持っていないだけかもしれません。
レッスンの間にMちゃんのお母さんは、
「みんなもやっているのだから、一緒にやってきたら?」
と誘って下さっていましたが、
私が、
「動きたくなかったら、お母さんと見ていてもいいよ




と言ったので、どうしたら良いものか…


でもそのうちに、お母さんもMちゃんを膝に抱いて、手拍子や座っていてもできる動きをして下さいました。
お母さんの緊張も溶けたのでしょう


無理強いをしない、Mちゃんのお母さんの対応が素晴らしかったおかげですね。
リトミックはグループで一緒に活動することを基本としていますが、子ども達の反応は千差万別…。年齢にもよりますが、すぐに打ち解けられる子、回りのお友達の様子を見ながら少しずつトライしてみる子、自分の感じたままにとにかく動いてみる子。
そしてお母さん方としては困った!と映ってしまう行動をする…
とにかくずっと動いて走り回る子、お母さんから離れずに活動に参加しない子…そんな子ども達もいます。
初めてのことに戸惑う



そんな時、
「今日はリトミックをしに来たのよ!やらないなら帰ろう!好きじゃないのね!」
等と早急に答えを出さないであげてください。
じっくり、ゆっくり、大好きなお母さんと一緒に、リトミックって何だろう、どんなことをするんだろう…と感じて考えてみる時間をあげて下さい。
そして、子どもにリトミックをさせよう、ではなく、まずはお母さん自身がリラックスしてリトミックの体験を楽しんでみて下さいね

『子どものためのリトミック』は子どもだけでなく、『みんな(大人)のためのリトミック』でもあることを、感じていただけると嬉しいです。
そう感じていただけるよう、私も学び続けていきたいと思っています。
お母さん方は、
『大丈夫、いつでもここにいるよ』
という安全基地でいて下さい


皆さんも



に是非一度お出掛けくださいね


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音楽教室ポコ・ア・ポコ (和小学校の東)
09040704417(関桂子)