『27年前の続き』やり残したことを達成しました\(^o^)/ | 奈良市音楽教室【やまなかみゆきピアノ教室】おんぷのつぶやき

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こんにちは。

奈良市【やまなかみゆきピアノ教室】山中です。


本日、無事に合格をいただきました。

はぁ〜〜〜〜、しんどかったーーーー!😅



27年前、上の娘がお腹にいて、妊娠8ヵ月までレッスン頑張りましたが、お腹が大きくなり、手が鍵盤に届かなくなり、あえなく断念。


それ以来、子育てをしながら、いつかいつか…と思っていました。

90年代の問題一覧を買ってるってことは、その頃からも受けるつもりだったのかな(^◇^;)

子どもが大きくなり、いよいよ二人とも大学生、高校生になった頃は、

手はかからないが、お金がかかる。

それでも、これが終われば…と、あたため?気がつけば、四半世紀!

下の息子も大学を卒業し、ようやく!と思ったものの、、その頃には、ピアニカ&アレンジ講座なるものを受講していて、月1回とはいえ、その宿題に終われる。

それまでにも、並行して、いろんな講座やセミナーに年間50回近く出かけて、先行投資はままならない。

アレンジの宿題も満足に出来ないのに、これ以上、自分に出来る?って自問自答。

でも、27年前に習っていた先生は、ピアニカ&アレンジ講座と同じミュージックセンターでレッスンされていることはわかっていたし、聞けば、私が休みの日にレッスンに来られていて、私の都合の良い時間帯のレッスン枠がある。

となれば。。これは、行くしかないでしょう( ̄▽ ̄;)

なるようになるわよ、とレッスン受講の手続きをしたのが2年と少し前。

そこから、私のグレード受験レッスンはスタートしたのだけれど、これまた、エベレストに登るような果てしなく遠い険しい道のりのような日々。

私が、なぜ、グレードを受けたいのか。

それは、

棺桶の中に入ったときに後悔したくないから。

あー、やっておけば良かった、って思いたくないから。

やってダメだったら『チャレンジしたけどダメだった』と思いながら死ねるって(笑)
棺桶に入ってるから、もう死んでるけど(笑)

グレードを取得したからって、この先、ヤマハでお仕事をすることもないし、今の仕事が出来ない訳でもないし、しんどい目しても、何も変わらないこともわかっているけど、なんか、今の自分が許せなくって。

グレードの試験官が、もしかして、歳下かもしれないし、ボロクソに言われるかも知れない。

それでも、受けたい、って思ったから。


が、しかし、現実は、現実、厳しかった。


なんせ、初見演奏なるものの楽譜が、老眼で見えない。
でも、メガネをかけて受験することは、私の場合、三半規管がやられているので、遠近感がなく危ない。

足腰の達者なうちに、早く受験…と思ったけど、その足腰も、思うように動かない。

そして、指にヘバーデン結節という、治療法もない爆弾をかかえている。

もう、受ける前から身体的ハンディに満載。

案の定、練習すればするほど、ヘバーデンは悪化。
指の関節がパンパンになり、うずくし痛いし、些細なところで、引っかかって弾けない。
毎晩、バレーボール選手のように、ロキソニン湿布を細長く切ってテーピングして寝るのだけれど。

それでも、一回は受けてみたいと受けてみたのが去年。

仕切り直して受けようと思った10 月。

この時から波乱の幕開けだったのね。

この日は、すんごい台風が来ていて、関東の方はグレードが中止になったそうで。。
それでも、こういう時の晴れ女( ̄▽ ̄;)
関西は、暴風だけど、台風一過で試験はある。

練習できてない。。と重い重い足取りでグレード受験。
もちろんメガネは無しで。
要塞のような真っ黒な初見演奏の楽譜。
ベースが『高いミ』まで出てきて、シェー!みたいな格好になりながらも初見が奇跡的に合格。
エレクトーン弾きにしかわからない『シェー』(笑)

以来。。。。。

私の追試人生が始まった。
次に申し込みをしようとした時には、なんと、定員オーバーで申し込めず。

翌月は、大阪会場での試験がない。

ええい!じゃ、3月に、と申し込みをしたのが年末の28日だったか。。

間違いないだろう、あと3ヵ月もあるんだ、絶対申し込めた、と思った矢先。

コロナだーーーーーー!

3月の試験は、4月か5月に延期されます。って連絡が。。

えーーー、とばかりに4月に変更する。

がしかしーーーー!

4月もコロナで中止。

なんと、ここで受験料も返金されて、白紙に戻る。
もちろん、通っているレッスンも休講中。


終わった。と思った。

ってか、もう終わりーーーー!

って、自分で自主的に終了。
閉店ガラガラーーーー。

だって、オリンピック選手だって、1年延びたら断念して引退する人だっているんだから。

今度いつ再開されるかわからないグレードテストなんてもういいやー、って。

その頃の私は、オンラインレッスンやなんやらかんやらで、もうストレス半端なく、口の中は口内炎だらけだし、身体はしんどいし、もう心身共に窮地の極み。

そこに、
なにやら、メルモちゃんの赤いキャンディなるものが現れた。

なんでもいい、身体が楽になるなら…とそれを飲み始める。

と、、ぬぁーーーーんということでしょう!

なんだか知らないけど、身体が楽になるどころか、あのヘバーデンの痛みがなくなっているではありませんか!!

え?!なんで?

なんかわからんけど、練習しても痛くない。
おっ?!これは??

神様が、指を楽にしてあげるからあと少し頑張りなさいと言っているのか。。

エレクトーンを弾かなくなって、1ヵ月以上が経っていた。

そして、グレードテストが7月より再開される。

でも。。ここでもブレーキがかかる。

コロナ対策の約束ごとや注意が半端ない。

マスクをしたまま演奏?

レッスンも再開されていたけど、私は大阪に行くのが怖くて引き続き休んでいた。

ご指導いただいている先生にも、『マスクをしてまで受験するのはイヤだ』という旨の連絡をする。

でも先生は、『まだチャンスがあるのだから諦めずに頑張りましょう』と励ましてくださる。

そこでタロットカードに聞く(笑)

『やれば叶う』との答え。

じゃ。。やってみるか。。再び重い腰を上げるも、このブランクを取り戻すパワー半端ない。

そして、私の追試期間は、グレードが中止になっていたにも関わらず、延期の措置はない。

当初は、2ヵ月おきに受けて、段階的に1科目ずつ合格していく計画だったのだけれど。

もうあとがなかった9月。

ま、これでダメなら諦めもつく。
だって練習したんだもん。
やれるだけのことはやったんだもん。

そして、9月末の日曜日に受験。

そう、あの『人生初の終点で駅員さんに起こされた件』があったあの日。
あの日は、グレードを受けに行ったのでした。

家を出る前に、1番大事なスマホより大事なUSBメモリを忘れそうになったのでした。
これなかったら受けられへんやーん( ̄▽ ̄;)

終わった後は、手ごたえはあったけど、合否よりも、達成感がありました。

この2年、子育てが終わったとはいえ、本当にプライベートではいろいろ波乱万丈で、、

娘の結婚→◯婚→◯婚
息子の卒業→就職→◯職→◯職
世帯主の前立腺◯→陽子治療→◯治療
自分の◯◯→◯◯→◯◯←ここは無限にいろいろ入ります(笑)

が、常に並行してありました。
血圧が上がったり下がったり、
白髪増えるばっかり、
身体に悪いことばっかりだったけど、

合格をいただきました。

これで、いつ棺桶に入っても大丈夫です(笑)

『ゾロ目のうちに合格する』て目標は、誕生日が1ヵ月過ぎてしまったけど、なんとか近いうちに目標が叶えられたと思います。


あとの人生は、オマケのようなものなので、この先は、指導グレードを目指して、叶うならばもうひとつ上…は無理だなぁ、、

とりあえずは、よくやった私、と素直に喜び、
コロナ禍でよくやったと自分を褒めたいと思います。

\(^^)/