奈良市【やまなかみゆきピアノ教室】山中です。
先日、新聞に載っていた『奈良県方言』表。
世帯主が、コピーして、ラミネートして貼っている( ̄▽ ̄;)
私自身、元々は大阪の生まれで、奈良に越してきた時は、???の言い回しが多々あったのだけれど。
今や、人生の80%以上が奈良県民として生きてきたわけで。。
それでも、いまだに、はぁ?と思うことはあるし、意味こそわかるけど、そんな言い方はせーへん、と思うこともあり、意味すらわからんこともある(笑)
奈良に越してきて間もない頃、小学校の担任の先生がよく言ってた言葉に、
『おとろしいのぅ』がありました。
おとろしい を おそろしい と聞き間違えいた私は、何がそんなに怖いんだろうと思ったものです(笑)
おとろしい は、面倒くさい、大変…みたいな意味。
大関 に君臨しているわ( ̄▽ ̄;)
あと、仏さんからお供えものを下げること 『たばる』
山中の母がよき『仏さんから たばっといて』と言うてました。
あー、おさがりのことやな と思ってましたけど。
たばる は、関脇 。
まずい、美味しくないことを 『もむない』
これも、はぁ?の世界 でしたけど(笑)
たくさん のことは、『えろ』
エロ と違うよ(笑)
『えろ もらってん』→たくさんもらった の意味。
ちょっと、『えろぅ』 てのばすかな。
背負うことを『せたらう』
娘が、小学校一年生の時、日記に『ランドセルをせたらって…』て書いてるのを見て、唖然とした覚えがあります(^◇^;)
殴る→どつく。そのままやん。
ご馳走になることを『よばれる』
山中の母は、『あやかす』と言うてましたけど。
準備する ことを『まわりする』
小学校の時、『早くまわりしなさい』と言われ、違和感。
あと、『すばしっこい』を『はしかい』とか、いたずらやちょっかいを出すことを『てんご』『てんごする』 これにもハテナマークと違和感だったわ。
もうひとつ、
当たり前だけど、大概の言葉は、日本人だから奈良弁であろうと発音できる、言えるのだけれど、どうしても言えない、ニュアンスが違う言葉がある。
それは、物が沈殿すること → 『とごる』
これがどうも言えない(笑)
世帯主が言うと、『とごる』の『ご』が、『ご』と『ぼ』の間くらいになる。
お味噌汁など、下に沈殿している時に『とごってる』と言うのだけど、『とぼってる』にも聞こえるし、私が 『ご?ぼ?』って聞くと、その間くらいの言い方をする。
それって何やねん?ていつも思う(笑)
私には、言えない、いゃ、言えなくてもえぇ、使わへんし。
逆に、奈良、和歌山方面の方、『ざじずぜぞ』が言えない。
ぞうきん→どうきん
心臓→しんどう
ザクロ→ダクロ
世帯主が『どうきん(雑巾) どこ?』と言うと『ぞうきん』と訂正してあげる( ̄▽ ̄;)
おあいこだ(笑)
書き出せばキリがないけど、
関西弁を使いつつ、奈良弁を使うことはないけど、意味やイントネーションはわかる、京都や和歌山の言葉もなんとなくわかる。
もちろん、標準語も聞き取れるし、標準語で喋れと言われりゃ、標準語で喋る。
この先も、このまま、複雑に入り組みながら、言葉を使っていくのだなぁ。。。
人生の8割以上を奈良県民として生きたとしても、私ゃ、プロフィールにも書いているように、出身は、
『梅田のはずれ』( ̄▽ ̄)V
大阪人を貫きたいという変なこだわりがあるのでR(あ〜る)(笑)