俺に届け

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37歳♂
漫画家…目指してます!

Amebaでブログを始めよう!
何の因果かデザイナーに戻って一年。

業種の違うところで、わからないだらけで、不安を打ち消すように、

すがるようにマーケティング本やら、たくさん読みましたね。

最初は、読んだ本の数だけ知識が増えてアドバンテージがあるように感じたし

やはり、堅実にヒットを打つと言う意味ではマーケティングから構築したほうが

安定感があるんですよね。


でも・・・


最近感じるのが、マーケティングに頼りすぎると

心のよりどころみたいになってきて、

さらに悪い事に頭が固くなってきて。

マーケティングかじってる人と話すと最初は「そうそう、わかってるなこの人」とか思うんだけど、

よく考えると、同じような事にしか行き着かない事に気がついてきて。

別に悪いことじゃないんだけど、面白くないなコレって。


んで・・・


漫画の編集者に言われた事を思い出したのね。

「漫画家は自由に描いていい。規制やら表現のありなしとか、そういうの考えるのは編集の仕事だから」

「そういうの考えすぎてて、作品が小さくなっちゃってる。もっともっと自分をさらけ出して自由に表現していいよ」

的な。


これ、デザインにもそのまま当てはまるなぁって・・・


需要だ、ターゲットだ、販売実績だとか

いいんだけど。

デザイナーがこれやりすぎちゃダメじゃね?て、最近思い始めて。

もっと自由でいいのかなぁって。

イメージとか世界観とか、そういうの自由に考えて。

とにかくカッコイイもの、面白いもの、自分がしびれちゃうようなものを考えて。

マーケティング的なことはマーケティングの人たちにまかせて。

自由にやりすぎて、失笑と文句言われるくらいがちょうどいいのかなぁって。

そこで、色々ぶつけ合えばなんかもっとスケールが大きいものになる気がするのね。

無駄が多くなれば多くなるほど、可能性も広がるんじゃないかって。

もっとバカみたいな事をどんどんやってみるべきなんじゃないのか。

初期段階でやっておけば、怒られるのは自分だし、失笑されるのも自分だし、
バカだと思われるのも自分だからまあいいかってw

ただ、漫画と同じで「作ろうと思った最初の動機」みたいのは最後まで絶対にブレないようにしないと。

「こんなの作ったらカッコイイ!」「こんなの作ったら絶対面白い!」みたいな。

逆に、そこさえ見失わなければどこまでも自由でも大丈夫な気もする。

せっかくだから、悩みながらも苦しみながらも面白い仕事がしたいね。

デザイナー自身がが、「これいいでしょ!」とか「これカッコよくない?」とか「これ新しいでしょ!」とか

自分自身で楽しんで作れば、いいモノができるんじゃないかって思うのです。






































と言いつつも、前例のない新しい事をやるというのは本当に大変で、

問題が次から次へと出てくるのですよ・・・

ホント次から次から・・・

もう、出口なんてないんじゃないかってくらい追い込まれましたね。

髪の毛抜けましたね。

なので、覚悟とモチベーションが伴わないとオススメはできないです。

結局どっちやねん!って感じですが・・・

そんな感じです! (適当