11日(火)

山頭火の

「山あれば山を観る 雨の日は雨を聴く 春夏秋冬 あしたもよろし ゆふべもよろし」

 

こんなふうに書いてみた

こんな心境になってみたいものだと思いながら書いてみたけど

この紙は反故紙で

何も書いていない部分を私がちぎった和紙

丁度いい大きさだった

そして12日(水)には

「笠にとんぼをとまらせてあるく」を

 

短冊状にちぎった和紙に書いてみた

1行の文字は全部続けて(連綿)書いた

 

そしてこれにも山頭火の遊印を押しておいた

もう1句

「石にとんぼはまひるのゆめみる」

 

同じ大きさの短冊に書いた

 

これにも山頭火の遊印

夢を見ているのは山頭火自身なんだろうなと思いながら書いたんだけど

これを書いてから

「そういえば『笠にとんぼをとまらせてあるく』なんて表現しているけど

山頭火の笠は網代笠のはずで

頭に被っている網代笠にとんぼが留まっていることが見えるのだろうか?」

と思った

確か工房に網代笠があったはずだと思って探しに行ったら

思った通りあった

 

これが我が家にあった網代笠

そしてこの裏には

 

こんな商品札が付いていた

長野県の木曽桧笠ということだけど

私がどこかへ旅行に行った時に買ってきた物なのか

竹細工師だった亡父は岐阜や長野などへもよく行っていたので

その父が入手した物なのか

今となっては全く記憶にない

まあ兎に角この網代笠を被ってみたけど

思った通り笠の上にあるものは全く見えなかった

この句のトンボは赤とんぼ

それもアキアカネがふさわしいと思うんだけど

そのとんぼが笠に留まったときの音も聞こえないはずだ

それなのに「笠にとんぼをとまらせて」とはどういうことなんだろう?

ひょっとしたら笠を横に置いて休憩しているときに

たまたまとんぼが笠に留まったので

それをそのままそっと被ったのかもしれない

等と思った

そしてカミさんの実家にあった短冊掛けに

 

こんなふうに掛けてみた

 

この短冊掛けは

狭い白い壁にぴったりの幅だった

 

ここは囲炉裏の間の中で

左の入口ドアと

右の床の間の丁度間にある

暫くしたら「石にとんぼは…」の句に掛け替えるかもしれない

 

今日もジムに行き、

マシン2回で10.1㎞走ってきました。

7月までは9:30にならないと入れなかったけど、

今は9時にはもう1回目を走っていることが多くなり、

人が多くなる9:30には2回目を走っています。

だからこれまではジムから帰宅するとお昼頃だったのに、

今日も帰宅したのは11時頃で、

お昼までに1時間も時間ができるようになりました。

これまでは午後にやっていたことの一部をその1時間でできるようになり、

午後の時間も余裕ができてきました。

いや逆に、

時間を持て余すようになったのかな?