【SEを旦那にもつ子育てママのiPad奮闘日記】

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~主婦がアプリを販売できるのか?~
子育て中の主婦が、ひょんなことよりiphoneアプリを作ることになってしまった日々の出来事を書いてます。

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 明日4月24日想いを込めて作成してきたアプリが、遂にリリースになります やった~
このアプリの名前は、「ポケットIT」。

由来は、シニアやその他多くの人に向けて、すぐにポケットからITに関するいろいろ便利な機能が取り出せるようにとの意味を込めて、この名前としました

 このランチャーアプリは、無料アプリのみで組み合わせており、その組み合わせは、無料アプリの中でベストと思えるものを集めました。


 ただしポケットITアプリの価格はとても悩みました。気軽に使って頂くには無料とするのがいいのかも。。ただそれだと、バージョンアップの資金がもうなくって・・・アプリ内にいろいろな広告を表示する事でバージョンアップ費用をまかなう事もできるけど、シニアの方には使いにくさにつながるのではないか、アプリをシンプルに使ってもらいたいという想いから、ダウンロード時に1回のみの有料としました


 ダウンロードしていただいた方に、さらによりよいアプリとなるよう、今後のバージョンアップをやっていく事が夢です


以下のサイトはこのアプリの紹介ページを旦那に作ってもらったので、よかったらみてください

http://www.pocketit-project.com

 アプリ作成中、プログラマー、デザイナーの方とは全体像を作る作業から些細な微修正の作業まで、何十通ものメールのやり取りをしました


 自分が考えるプログラムを形にすること、自分が持っているイメージをデザイナーの方に伝えること、そして、デザインとプラグラムを融合させること、これは、本当に時間がかかる作業で、連日、夜遅くまで旦那と作成会議を行っていました。
 初めての経験のため、勝手がわからずプログラマーの方にお手数をかけたこともしばしば3歩進んでは2歩下がる、自分たちの知識のなさに落ち込んだり、
しずつ形になっていく過程を喜んだり、完成までの日々は想像以上に大変でした


 また、難しかったのは、すべてのやり取りがメールであるという点でした。今回、メールのやり取りは主に旦那にお願いしました。
 プログラムの開発は、私一人の知識ややり取りでは到底無理な部分もあり、やはり、会社でSEとして仕事をしている旦那の協力なしには考えられませんでした。さらに直接会って作成をお願いするわけではないので、文字情報だけで、伝えたい事を正確に伝えるというのは、ある意味、とても技術のいることだと思いました。同じ言葉や文章でも、メールの文字だけではそのニュアンスまで伝えきることはなかなか難しいものです。
 そのやり取りを、1通1通、根気よく行いました。プログラマー、デザイナーの方には私たちの些細な要望まで事細かに、本当に丁寧に対応して頂きました。


 そんな日々を経て、アプリが完成した時には感無量でした早速、Appleへのアプリ審査へ登録しました。

 
 しかし、ここから2回、不合格(リジェクトというらしい)となってしましましたいろいろなアプリを作る時のルールがあるらしく、やっと完成した!と思っていたのに、不合格との通知がくるたびにすごいショックでした。。

 そのたびに、微修正をプログラマーの方と行っていったのです。


 そして!ついに先日!!Appleへのアプリ審査に合格したと通知がきました。

 この瞬間は本当に感激でした

 今日は季節が戻ってしまったみたいに、寒かったですね。ブログしばらく間があいてしまいました4月に入って、なにかとバタバタしている毎日です

 今日はiPad奮闘記の続きを書きます。


 前回、やりたい事ができるか、専門家に見てもらう、と書きました。その際、アプリ開発のプログラマーとアプリのデザインをお願いするデザイナーは、それぞれに分けて依頼を行うことにしました。

 以前何かの本で、「アプリのプログラマーとデザイナーは分けたほうがよい」との記事を読んだ事があるのと、私が作る時にはデザインを重視したかったという理由からです。既存のシニア向けのアプリは、使いやすさ、分かりやすさが勝っており、反面、なんとなくデザインが質素というか、殺風景な感じだなぁと思っており、デザインに特徴があって、シニアの方にも使いやすいアプリを作りたいという思いがあったのです。


 まずは、できるできないを見てもらうため、プログラマーを探しました。何人かの方に応募頂きました。その際、技術的に実現できる方法を提案して頂き、もっとも具体的に回答して頂いたプログラマーの方にお願いすることにしました。

 

 結論としては、ほぼ技術的には問題ないとのことでしたが、1点だけ当初と違うところがありました。それは、TV電話の仕様でした。
 もともと、ワンタッチでボタンを押したら、すぐつながって、相手の画像が見れるといいな、と思っていました。実際、Skypeアプリを使うと、あるボタンを押せば、画像つきの通話ができます。しかし、ここにたどり着くまでには何回もボタンを押す事になり、私の両親等には使いこなせないのです・・。Skypeが使えるのであれば、本当にワンタッチでTV電話ができます。
 しかし、使えないので、使いやすくするためのアプリを作りたい!ワンタッチが理想と考えたのですが、Skypeアプリをプログラムに組み込む場合、一回音声通話で繋いだあと、画像を出すようにボタンを押す必要があり、ボタン操作は2回になるという事でした。
 ワンタッチではないけれど。。相手の状況も分からないまま、いきなり画像つきの通話がつながってしまうのもどうかなぁ、と思い直しました。なので、TV電話に関しては、音声通話から切り替えてTV電話ができるようになる方が使いやすいかも、と思いました。
 

 この他は特に大きな問題もなく、プログラム作成は進んでいきました。


 次にデザイナーの方を応募し、何人かの方に応募頂きました。その際に、これまでに手がけたデザインを見せて頂き、色使いや形・モチーフなど、特に綺麗で素敵だと感じたデザイナーの方にお願いすることにしました。どのデザインがいいかというのは自分の好みという事になるのでしょうが、そもそも私も旦那も、生活の中では関わる事のないデザイナーの方との出会いというもは、当初なんだかとてもドキドキするものでした。
 
 また今回アプリを作る際に気をつけたことがいくつかあります。


 ・使いやすく、シンプル、簡単であること。

 ・できるだけ少ない操作(ワンタッチが基本。多くても3回以内のボタン操作ですべてできることを目標としたこと。)

 ・デザインは両親に実際に見てもらいながら、作成を進めたこと。

 ・見やすくする。でも、デザインは机上において眺めても、きれいと思えるような、インテリア性があること。

 ・最低限の機能と設定項目とすること。


 これらを念頭において、プログラマー、デザイナーの方とやり取りを行いながら、アプリ作成を進めたのです。