2009年のテーマ
2009年のテーマは 『 勝 』 !
2009年12月31日(木)に 「 今年は、公も、私も、自分の弱気・怠惰心・甘えに負けないで、本当によく頑張った! 」 って、自分に言ってやります。
公私ともに、手を抜かず全力を尽くして頑張ります!
ソリューション・システム
ビジネス上の問題を分析し、具体的解決法を立案するための問題解決法。
「ゼロベース思考 」「仮説思考 」「MECE 」「ロジックツリー 」を駆使した、効率的な問題解決の実践的プロセスと言える。
■ソリューション・システムの3つのステップ
1. 課題の設定: 「問題」となる現象を解決すべき「課題」としてとらえる
(例) 【問題】 頭が痛い → 【課題】 頭が痛いのを治せるだろうか?
① 主要課題設定
何かと比較し、≪SO WHAT?(だから何なの)≫を考える・・・3Cの活用
② 個別課題設定
背後のメカニズムを考察する
※3Cによる「主要課題」抽出のポイント
・顧客: 顧客は、自社の商品・サービスに満足しているか?期待しているか?
・競合: 競合企業の優れた点とのギャップはないか?
・自社: 自社の中長期/年度計画の達成目標とのギャップはないか?
2. 解決策の仮説: 課題に対する解決策の仮説を作る
(例) 【解決策】 1. 寝て治す / 2. 薬局に薬を買いに行く / 3. 病院に行く
① 「個別課題」に対する「個別解決策」作り
個別解決策が自社/自部門/自分でコントロール可能かどうかについて、
YES/NOの結論(仮説)を出し、YESの場合は、具体的解決策(HOW)を
明らかに、NOの場合は、理由(WHY)を明らかにする。
② 「主要課題」に対する「総合解決策」作り
個別解決策に対するYES/NOの具体的解決策を組み合わせ、経営資源
の観点から「個別解決策」の整合性をチェックした上で作られる。
3. 解決策の検証・評価: 解決策の仮説を検証・評価する
(例) 【評価の軸】 お金の余裕 / 時間の自由度 / 痛さの緊急性
① 個別解決策の検証: ファクト(事実)・ベースでチェック
分析の精度は定量化するにことしたことはないが、基本的には右に
行くのか、左に行くのかの判断がビジネスでは重要なのであり、
分析そのものが目的ではない。
② 総合解決策の検証: ハードとソフトの両面から判断する
・ハード面からの評価
- 期待成果
- 投入資源
- リスク
- 展開スピード
・ソフト面からの評価
- 企業スタイル、理念との整合性
- トップのコミットメント(責任/決意)の確認
- リーダーシップのある実務レベルの推進者の有無
(参考図書)
問題解決プロフェッショナル「思考と技術」 (著:斎藤嘉則/発行:ダイヤモンド社)ロジックツリー
問題の原因を深堀りしたり、解決策を具体化するときに、MECEの考え方に基づいて、ツリー上に論理的に分解・整理し、限られた時間の中で広がりと深さを追及するのに役立つ技術。
■ロジックツリーの優れた点
1. モレやダブリを未然にチェックできる
2. 原因・解決策を具体的に落し込める
3. 各内容の因果関係を明らかにできる
■原因追及のロジックツリー
「問題」に対して、≪WHY?(なぜ)≫を自問自答し続け、根っこにある「具体的原因」を突き詰める。
■解決策具体化のロジックツリー
「解決すべき課題(具体的原因)」に対して、≪SO HOW?(だからどうする)≫を何度も繰り返すことで、解決策を具体化する。
※解決策の要件
・的を外さないこと
・すぐにアクションに結びつくような具体性があること
■ロジックツリーの作り方とコツ
・各レベルができるだけMECEか?
・ツリーの右側が具体的な原因や解決策になっているか?
・具体的な原因や解決策がロジックの因果関係で主要課題にリンクしているか?
(参考図書)
問題解決プロフェッショナル「思考と技術」 (著:斎藤嘉則/発行:ダイヤモンド社)事業ポートフォリオ
X軸に「相対マーケットシェア」、Y軸に「市場成長率」をとって各事業をプロットし、資産配分を考えるときに使用(マトリックス型のフレームワーク)。
1. 相対マーケットシェア「高」/市場成長率「高」 → Star(スター)
2. 相対マーケットシェア「高」/市場成長率「低」 → Cash Cow(金のなる木)
3. 相対マーケットシェア「低」/市場成長率「高」 → Question Mark(問題児)
4. 相対マーケットシェア「低」/市場成長率「低」 → Dog(負け犬)
(参考図書)
問題解決プロフェッショナル「思考と技術」 (著:斎藤嘉則/発行:ダイヤモンド社)マーケティングの4P
■4P
・製品 (Product)
・価格 (Price)
・販売チャネル (Place)
・プロモーション (Promotion)
※MECEは、普遍的であるものもあれば、時代や環境によって変化していくものもある。新たな切り口はないかと常に考えていく必要がある。
(参考図書)
問題解決プロフェッショナル「思考と技術」 (著:斎藤嘉則/発行:ダイヤモンド社)ビジネス・システム
製品・サービスが開発されてから市場に出るまでの付加価値の流れを時間軸で<MECE>に整理したフレームワークのこと。
(例)
「研究」 → 「開発」 → 「調達」 → 「生産」 → 「広告・宣伝」 → 「流通」 → 「販売」 → 「保守・サービス」
(参考図書)
問題解決プロフェッショナル「思考と技術」 (著:斎藤嘉則/発行:ダイヤモンド社)3C+1C
■3C
・顧客 (Customer)
・競合 (Conpetitor)
・自社 (Company)
■1C
・流通チャネル (Channel)
※自社が流通チャネルそのものの販売会社であれば3Cでカバーされる。
(参考図書)
問題解決プロフェッショナル「思考と技術」 (著:斎藤嘉則/発行:ダイヤモンド社)MECE
モレはないかダブリはないかをチェックする。
1. モレによって的を外していないか?
2. ダブリによって効率を阻害していないか?
3. <MECE>でとらえ、最後に優先順位をつけているか?
※MECEの応用 → フレームワーク
(例) 3C+1C / ビジネス・システム / マーケティングの4P / 事業ポートフォリオ
(参考図書)
問題解決プロフェッショナル「思考と技術」 (著:斎藤嘉則/発行:ダイヤモンド社)仮説思考
常にその時点での結論を持ってアクションを起こす。
1. アクションに結び付く結論を常に持つ → 結論の仮説
2. 結論に導く背後の理由やメカニズムを考える → 理由の仮説
3. 「ベスト」を考えるよりも「ベター」を実行する → スピード重視
(参考図書)
問題解決プロフェッショナル「思考と技術」 (著:斎藤嘉則/発行:ダイヤモンド社)