電気の法則を取り扱うと必ず最初に「電荷」という言葉が出てくる。「電荷」・・・英語では
"Electrical Charge"と呼ばれる。
電磁気学では電荷は通常”点電荷”として扱われる。物理学では"点”とは「位置があって
大きさがゼロ」という概念が与えられている。空間上の1点に電荷が存在しているという
ことだ。
電荷そのものにはプラスとマイナスの2種類があることはわかっている。電荷の正体とは?
説明は簡単ではないが、ある質量の粒子の固まりがプラスまたはマイナスの電気を持って1点に
存在しているとイメージできるかな。
ここで電気学会編「基礎電磁気学」から電荷の定義を引用する。
「帯電体の持つ電気を電荷と呼ぶ」。
帯電体とは摩擦によってプラスまたはマイナスの電気を帯びている物体のことを言う。摩擦に
よって電気を帯びるので、静電気のことである。
冬場とか服などからバチバチしびれるのは静電気であるが、静電気とはこの物体に存在している
電荷を指すと言えるであろう。この場合服は帯電体となっていると言える。
電荷の単位はクーロンであり、大きさだけを持つスカラ量である。クーロンとはフランスの物理学者
シャルル・ド・クーロンにちなんだもので、1秒間に1アンペアの電流が流れた時、その際に運ばれる
電荷は1クーロンであると定義されている。






