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被災地

先週より宮城県石巻市の石巻港にて復興の為に測量作業を行ってました。こちらに来てから震度6の余震も体験したし、緊急地震速報は何回聞いたか覚えてないくらい。それでも作業の中止や中断も無く、工期に向けて忙しく動き回ってます。

そんな中、今日11時頃社員から少し離れてた私に連絡が入る。海に遺体が浮いてると…。

ここに来る前、余震や津波は勿論心配だったけど同じ様に現在行方不明になっている被災者に立ち会う事になるんじゃないか?正直、冗談まじりで話してました。見てはいけないもの、見付けたらどうしよう…
それが現実のものに…。

今までに経験したことのない程の地震の揺れ、そんなものとは比べものにならないくらいの衝撃でした。

何処に連絡したらよいのか分からず、とりあえず元請けの方に連絡。向こうも取り乱したのかいっこうに連絡が来なかった為、私は車で近くを走ってた自衛隊を追いかけ事情を説明。そのまま誘導して現場に。

現場は岸壁でそこから引き上げるのにかなり手間取ったんだけどなんとか引き上げ。仕事どころじゃない、我々も少し離れた所から見守ってました。

遺体は男性だったらしく、付近に遺留品とか無かったか?第一発見者の名前と会社名を報告して事情聴取は簡単なものでした。

冷たい海、変わり果てた街。ここにはまだまだ沢山の行方不明者がいます。
今まで見てはいけないもの、見たくないって言ってたけど、家族や身内の人達の事を考えると…多分、自分達に見付けて欲しかったんだよね、我々はここにいる。一人でも多くの行方不明者を発見してあげられたら。今は思える…

どんなに報道が発達しても現地でしか分からない事、ほんとに人事じゃない。一人でも多くの人が行動しなければ…。身にしみた一日だった。

2月2日~スーダン・ジュバ、ナイル川で深浅測量!

いよいよ川の深さ、川底の地形を測る深浅測量!

朝9時にボートを貸してもらえるとの事で、待ち合わせ場所に向かう。

川沿いにあるホテルで、船着き場付近はレストランなんかあったりしてここで食事したらいいだろなぁ~!なんて思いながら船頭さんが来るのを待つ事1時間…


アフリカタイム?なかなか決まった時間に来ない。。目の前にボートはあるんだけど船外機は着いてない。レストランのテーブルに座り、ワニはいるのか?カバはいるのか?大蛇は現れるのか?など日本ではあり得ない話しをしながら待って、やっと現れた船頭さん、なんだかんだ理由を話してた様だが何を言ってるか分からない…。



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とりあえずボートに乗り込み現場へ向かう。

40℃近い気温の中、ボートでの移動は快適!途中ジュバでただ一つの橋をくぐる。話しを聞いて知ったんだけど、橋って軍隊の管理?との事で写真撮影や付近で測量なんかすると大変な事になるらしい。後でこの橋の上も走る事になったのだが、やっぱり付近には軍隊がいて厳しいチェックがされていた。


かなり時間をロスしたんだけど現場到着。川幅は300m以上で観測復員100m。

観測方法は、まず陸のトラバーに光波をセット。船にミラーを持つ人1人、深さを測る人1人。

まず、だいたいの(センターから50m)所まで船で移動。その位置を陸の光波で観測。観測出来たらトランシーバーでOKの合図が入り、簡易的な水深機で深さを測って連絡と言った感じ。

簡易水深計はこんなやつを使った。http://www.honda-el.co.jp/marine/ps7.html

光波から離れるとやっぱり観測も難しく、トランシーバーも聞き取りにくい。

川の流れも部分的に速く、エンジンを止めて流れにまかせながら何本かに分けて繰り返し作業でした。

水深機で測った数値はあくまで水面から底までの深さなんで、水位を事前に測っておいて水位標高から水深を差し引いた値を採用。



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思ったより早く終わり、ボート代も高いので対岸までのトラバー観測もやっちゃおう!って事で早速東側へ上陸。まずは基準点の埋設。杭やセメントを持って視通のとれる所に穴を掘ってるといきなり近くの住人が怒りだす∑(゚Д゚)

何を言ってるのか分からないけど、確実に怒ってる!それでも作業を止めないサブリとマノリ、相手はお婆さん。「グランドマザーアングリー?」って聞いたら「イエス!」ってオイ…大丈夫か??

最初は婆さんだけが何やら叫いてたんだけど、2点目の基準点を作る際には若い女の子が草刈りカマを手にして怒りだした!

さすがにどうしようもなくて撤退!

言葉が分かればまだどんな状況なのか、話しが出来れば対応も出来るけど英語でもなく相手はローカルアラビア語。全く太刀打ち出来ない…。

いきなり襲いかかって来られたり投石にあって怪我したんではたまったもんじゃない。この日はこれで退散。事務所に戻って事情を説明し言葉の分かる人間に説得しに行ってもらう事にした。



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海外作業では色んな事がある。本当はたいした事じゃなかったのかもしれないけど、自分の身は自分で守る。これ大事!


川には結局ワニもカバも大蛇もいなかった。

ちょっと物足りなかったけど安全第一。



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1月31日~スーダン・ジュバ平面観測!

1月も最終日、30日は日曜日で作業休んだんで体調もまずまず。

先週途中で終わった水準観測を終わらせて、いよいよトラバー観測しながらの地形測量。

週末切れないカマで伐採してたマノリとサブリ、だいぶまいったみたいでサブリには「Today Cut!Cut!」ってからかうのが楽しみになった。


川沿いから観測を始める。ミラーが1個しかないから、バックを見たら控えにタワーの避雷針の方向角を測って、その間にフォアへミラーを設置して観測。かなり手間だけどこの方法しか考えられなかった。



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すぐに子供達が群がって来る…


地形観測にはサブリやマノリにミラーを持たせ、測る場所を指示して測る。大学で土木を学んでる?マノリは真面目。結構飲み込みも早く、他の2人より意欲的に作業に取りかかる。一方サブリはちょっと目を離すと日陰に隠れて携帯で音楽を聴いている…。サブリ→サボリ( ̄へ  ̄ 凸



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真面目なマノリ!


1日200mを目標に地形を測る。最初はなかなか進まない。地形自体起伏は無いのだが、建物や木。今回の業務は樹木に対しても保証を行う為小さい木も観測。民家にはよくマンゴーやパパイヤを植えてる為、これも図面に表示しなければならない。アラビア語で木は「シェゲナ」マンゴーの木は「シェゲナマンガー!」パパイヤの木は「シェゲナパイパイ!」パイパイ??なにげに現場でパイパイ連呼(*v.v)。



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すぐにサボるサブリ!


初日は建物も少なかったんだけど、2日目は密集地。目標の200mは達成出来なかったと思う。結構プレッシャーを受けながらとりあえず陸部は保留。ナイル川の深浅測量を急ぐとの事でボートの手配も出来て明日から川。

問題は、このデカイ川でトランシーバーがとどくのか?深さを測る機械はそれなりに計測可能なのか?船頭さんにうまく指示出来るか?



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マノリと一緒に!カメラマン・サブリ


色々不安を持ちながら明日からの深浅測量を控え酒飲んで寝る。

晩飯は基本的に食べなかったんで、ビール飲んで寝るのが一日の締めでした。


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