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全校児童23人、首相公邸であんぽ柿PRへ 来春閉校・五十沢小
福島民友新聞 12/26(月) 12:13配信

「古里の誇りを伝える」。あんぽ柿PRに意気込む児童

 五十沢小(伊達市)の全校児童23人が来年1月5日、東京都内の首相公邸を訪れ、県北特産のあんぽ柿をPRする。同校は、児童数の減少で来春閉校し、143年の歴史に幕を下ろす。「古里の誇りを伝えたい」。子どもたちが学校最後の年を大舞台で飾る。

 公邸訪問は、伊達市農林業振興公社やNPO銀座ミツバチプロジェクトの「銀座であんぽ柿」事業の一環。昨年に続き、銀座のビル街に柿をつるしてアピールし、風評被害払拭(ふっしょく)を目指している。

 「昨年よりも情報発信の機会を増やそう」と企画したところ、公邸訪問が実現。案内役として、五十沢の子どもたちに白羽の矢が立った。

 伊達市梁川町の五十沢地区は、あんぽ柿の生産が盛ん。柿の硫黄薫蒸技術が開発された地であることから「発祥地」と呼ばれる。五十沢小では、地域の伝統を学ぶ機会を授業に取り入れている。児童が収穫された柿の皮をむく「あんぽ祭り」を毎年開催。校舎で干す様子を見学するなど、あんぽ柿は身近な存在だ。

 震災後には、児童が学校限定のキャラクター「カッキーくんとカッキーナちゃん」を制作した。パッケージにキャラクターを入れ、学校で作ったあんぽ柿を販売。産地復興に一役買っている。

 「あんぽ柿にはビタミンが含まれています。おかげで僕たちも元気です」。冬休みを前に学校で行った練習に力が入った。公邸「本番」での持ち時間は5~6分。3、4年生があんぽ柿の歴史、5、6年生が作り方、1、2年生が味や効能を発表。最後に安倍昭恵首相夫人にあんぽ柿をプレゼントする。

 本番での目標は「気持ちをそろえて元気よく」だ。山岸咲楽さん(6年)は「あんぽ柿は五十沢の誇り。それを伝えたい」。佐藤悟校長は「学校としても良い思い出。歴史の一ページに残る」と期待する。

 絵本もプレゼント 昭恵夫人には、震災後の児童たちの取り組みをまとめた絵本「カッキーとカッキーナのゆめ」が贈られる。2012(平成24)年から3年間、五十沢小の校長を務めた木村京子さん(現小泉小校長)が監修した。  木村さんは「地域の方々はあんぽ柿を大切にしている。思いを受け止め、応援してもらえたらありがたい」と話している。

福島民友新聞