福島 楢葉町 6年ぶりコメ出荷へ検査始まる #NGFOOD #hibaku | 乖離のぶろぐ(*´∀`)吸い込んで応援
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福島 楢葉町 6年ぶりコメ出荷へ検査始まる
10月5日 20時43分

原発事故に伴う避難指示が解除され、ことしコメ作りが再開された福島県楢葉町で、6年ぶりのコメの出荷に向けて安全性を最終的に確認する検査が始まりました。
原発事故に伴う避難指示が去年9月に解除された楢葉町では、実証栽培などを通じて安全性が確認されたとして、ことし、コメの出荷制限が解除され、6年ぶりにコメ作りが再開されました。
その後、収穫の時期を迎えてコメの刈り取りが始まり、5日からは、事故以来初めてとなる出荷に向けて、安全性を最終的に確認する放射性物質の検査が始まりました。
地元の農協の倉庫で行われる検査では、出荷するすべてのコメについて、放射性物質の濃度が食品についての国の基準を下回っていることを確認します。
5日は、袋詰めされた新米3トン余りが次々と検査装置にかけられ、ディスプレイに基準をクリアしていることを示す表示が出ると、担当者がシールを貼りつけていきました。5日は、すべてのコメが検査をクリアしたということです。
楢葉町のコメは、農協などを通じて出荷されるほか、都内で行われる催しなどでも配布されるということです。
JA福島さくらふたば地区本部の木幡治本部長理事は「震災後初めての出荷を迎えてうれしい。安全安心を届けるために検査は大切だ。農家の人には町に戻ってきてもらいコメをどんどん作ってほしい」と話していました。