私のアナ | ぽち風呂 ぽっちーのOFFログ
一番下の妹が、ちょっと前に30歳になった。

あれ、この前ぽっちーが30になったばかりでいたら…w

それはさておき、

30年前のその日、幼稚園生のぽっちーはドキドキしながら両親のいない夜を過ごしていた。
妹が生まれる数時間前から、ちゃんと鮮明に記憶がある。

妹が生まれるんだよね、
朝が来たら生まれているのかな、
どんな子だろう、絶対可愛いだろうな、
抱っこさせてもらわなきゃ、
大きくなったら一緒に遊ぶんだよね、
楽しみだな、楽しみだな。

小さな小さな妹は、何よりも可愛くて。
ぽっちーと違ってクルクルの天然パーマ。お人形みたいで、本当に可愛かった。
三姉妹で一緒に公園で遊んだり、お昼ねしたり、可愛過ぎていじめて泣かしたり。

でも、その妹が4歳のときに離れて暮らすことに。
手紙のやり取りをしたり、会えたときは一緒に出かけてクレープを食べたり。
けれど、その手紙にひらがなを覚えたての妹は、ぽっちーの名前を間違えて覚えて書いていて。
寂しかったな、名前違うよって。離れているから、間違えて覚えちゃったんだねって。

それから何年も経って、ぽっちーたちは一緒に暮らすことになった。
ぽっちーはハタチを超えていたし、妹も高校生になったばかり。
最初はちょっとぎこちなくて。
だって、お互いがどうやってここまで大きくなったか知らないんだもんね。

でも、だんだんとお姉ちゃんと妹に戻った。
妹の高校の宿題の感想文を代わりに書いてあげたり、
高校の卒業式の服もコーディネートしてあげた。

好きなものが一緒だったり、おしゃべりしていて楽しくて。
それに、やっぱり可愛くて可愛くて。歩くときは、つい手を繋いじゃう。
ぽっちーなんて、今では一緒にいる時間が取れないなんて絶対に嫌で、ちょびっと気まぐれな妹を気にして、どんなに忙しくて疲れていても妹最優先。

そんな妹と、先月『アナと雪の女王』を見に行った。
ぽっちーお姉ちゃんは魔法使えないし、妹はアナよりもうちょっとずる賢いし。
でも、ぽっちーにとって巷で大ヒットのこの映画、そんな訳でちょっと特別です。



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