猫と私 | ツンデレチッタにやられてる

ツンデレチッタにやられてる

立ち耳スコティッシュのチッタとの日常を綴っています。

ツンデレチッタに、毎日ノックアウトされてます(о´∀`о)

ある日の昼下がり


8才のわたし

その日はうら若き母と二人きり家

ピンポーンとチャイムが鳴った


「はーい!」
ドアを開けるとそこにはドア


姉の友達が立っていた女の子



「◯◯ちゃん、いますか?」


「ごめんね、今出掛けてるのよ」と母

もじもじするお友達

「◯◯ちゃんに
誕生日プレゼント持ってきたんだけど…」

「あら、プレゼント?」

差し出したのは

1匹の猫三毛猫

「…え?」

「◯◯ちゃん、
猫が飼いたいって言ってたから
捕まえてきたの」


「あ、あぁ、

ありがとう

◯◯に渡しておくねニコニコあせる


そう言って母は
猫を受け取り


「ありがとねー!」
とお友達を見送ったバイバイ


わたしはその横で
一連のやり取りを
目をまん丸くして見ていた目



母に
「その子、どーするの?」

と聞くと

「せっかくのプレゼントだから
◯◯に渡そっか


「え、その子飼うの?

ねぇ、飼うの?ねぇねぇ」


あしあとあしあとあしあと


『猫』は絵本やキャラクターで
知っていたけど

8才のわたしの辞書に

『猫』

はいなかった


それが
ある日突然

わたしの世界に

『猫』

が登場した三毛猫


ちょっぴり怖かったけど
何だかとっても
ワクワクドキドキ

胸が躍ったのを鮮明に覚えてる



プレゼントを受け取った姉は
とても喜んだけれど

当の本人よりも
妹達の方が大喜びだったバレエ




それから

私の辞書には

あいうえお順を振り切って

ぶっちぎりで
『猫』がトップに躍り出たネコ
←もはや辞書じゃない


そしてまた

『猫』

がそばにいる

今は
『猫』というより

『我が子』

として。



猫を連れてきてくれた
純粋なお友達女の子


受け入れてくれた母ひらめき


そして

今は亡きお姉ちゃん黒猫しっぽ黒猫あたま



あの経験がなければ


すっとこどっこい
ピュアガールチッタンや

底なしポンポン
甘えん坊マチュくんを

産み落とすことも
なかったかもしれない



小さなわたしを
猫世界に導いてくれて
ありがとううさぎのぬいぐるみ


だいぶ大きくなったわたしは

今もどっぷり
猫世界の住人です猫