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アニメがしあわせだ。。。

きっと終わりが始まってる

キットのワークス’80RGBエンジンをワークス’82RGΓエンジンへと改修します!


スズキのワークスマシン、RGシリーズは74年のGP初登場以来、

『ロータリーディスクバルブ&スクエア4』のエンジンレイアウトを貫いてきた。



その点は、『パラ4→外側後方排気のパラ4→スクエア4→V4』と時代によって変化した ヤマハとは好対照だ。


同じレイアウトを貫いちゃったもんだから

写真なんかで見ると何年間もずーっと変わっていないように見えるが

もちろん毎年毎年変わっている。

年々ハイパワー化してるし、コンパクトに、そして軽くなっている。


はい、ここ重要!

プラモだから『ハイパワー』と『軽く』は関係ないけど

『コンパクトに…』は無視するわけにはいかない、モデラーとして。


調べてみると、’82RGΓのエンジンは’80RGBのエンジンと比較して

全長で15mm、全幅15mm 、全高20mmコンパクトになっている。

スケール換算するとそれぞれ1.25mm、1.25mm、1.67mmとなる。

『1ミリちょっと位なら無視してもいいんじゃない?』

とか言うなよ?


もともと十分にコンパクトだったRGBのエンジンをさらに小さくするんだよ?

技術者はそれこそ身を削るがごとく、必死にコンマ何ミリを削ってコンパクト化を追求したんだぞ!

しかも新型になるたびにそれを繰り返すんだぜ…つまりは毎年だ。


もはや技術者の執念すら感じるじゃないか!


モデラーならその執念ごと再現しろよって話ですよ。



だからいろんなとこ削って1.25×1.25×1.67(くらい)小さくしましたよ。






実車では主に各クランクやアイドルギヤの軸間を狭めることで全長を抑えていったようなので、

もちろんそれにならって全長を約1.25mm小さくした。

全高は、 ’80RGBと’82RGΓとでボア×ストロークが54mm×54mm→56mm×50.5mmへとショートストローク化されているので

その影響が大きいだろうと思い、シリンダーを中心にガリガリ削って約1,67mm低くした。

幅に関しては単純に分割ラインから削って1.25mmスリム化させた。




↓↓↓



すんげぇ苦労して切り貼りした末のコンパクト化なのだが、

残念ながら写真からは何も伝わらない。


それだけではない、

写真ではなく実物を見ても作った本人でさえ

『ホントに小さくなってんの!?』って思ってしまうくらい変化を感じとることが困難だ。


視覚的アピール力は限りなくゼロに近い。


しかし、それでいい。

伝わるとか伝わらないとか、そういうことじゃないだろう?


モデラーとしての 魂の問題 なのだ!(涙目