ハーレーのサイドバッグを外し、シーシーバーを装着したので、テストで近所を走りに行くことにした。
家から20分ほどの能勢の道の駅まで。
そこで、豆腐と梅の実、カリフラワー、草花など買い物をした。
豆腐はソフト木綿。梅は紅梅の梅。花は源平木。
ここの豆腐はクリーミーで美味しい。
梅はちょうど今が季節なので、梅干しや梅酒など作る人も多いだろうと思う。
僕は今年は梅シロップを作る。1キロ買った。1キロ680円は南高梅などに比べると安い。
シーシーバーにくくりつけて、帰路へと。
こんな感じ。
雨がぱらついてきた。急いで道の駅を後にした。
ここは5時で閉まるので、お客さんはもうほとんどいなくて、がらーんとしている。
能勢から池田方面へ走り出して、最後のトンネルの中で、道路上に何かが転がっているのが一瞬見えた。
形状からペットボトルと認識。トンネル内が暗かったこともあり、避ける間はなく踏んづけた。
しまった。と一瞬思った。
直後、エンジンが突如ストップ。
咄嗟にニュートラルに入れた。
下り坂のトンネルなのが幸いし、そのまま転がっていって出口まで出て、路側帯のあるところまで来ることができた。
停車し、スタートボタンを押すと、セルモーターは回るが、エンジンは回らない。
何故。踏んだショックでプラグが被ったのかとか、ガソリンが落ちてないのか、とか考えた。
ふと、下回りを屈んで覗き込んでみると、理由が判明した。
なんとペットボトルが、エンジン下の赤い電線を断線させていた。
何というアンラッキー。
しかも生憎、車載工具は今回は家に置いてきた。
カッターやプライヤーの類はない。電線の被覆を剥がすことができない。
ふと近くを見ると、とある会社の中で男性が仕事してるのが見えた。
窓をノックして事情を説明したら、ライターをくれた。返さなくていいからと言って。
このライターで被覆を溶かして剥がせる！
このライターはガスも少なく、へたっていて炎がほとんど出ない。風ですぐに消えてしまうのだ。
15分ほどかかって両端の被覆を剥がすことができた。それでネジネジして結線した。
徐にエンジンスタートさせると、あっさりエンジンはかかった。
先ほどの男性はパソコンに向かって仕事しているのが見えた。邪魔しては悪いと思い、遠くから会釈して走り出した。
無事に家に帰り着いた。
【今日の教訓】
車載工具は最低限のものは常に持ち歩くこと！
