まず、はじめに…産後のおっぱい問題にこんなに悩まされるなんて思いもしなかった…。
出産すればおっぱいが出るものだと思ってた私が甘かったのですが…初めての出産で、母乳で育てたいと思っていました。
母乳に関しては、色んな意見があって人それぞれだと思うのですが私の場合の記録です。
悩みまくった間は、検索魔になって、アメブロでも色んな方の記事を見せてもらったので、私もどなたかの参考になればなーと思い記事にします。
我が子は、少し小さく産まれたもののいわゆるフガフガ系でおっぱい大好き!哺乳瓶?何でもこいやー!!系なんです。一概には言えないと思いますが、男の子に多いみたいですね。
産まれた直後から、いつまででもおっぱいにしがみついて、産院から言われた通り左右10分吸わせてもまだまだ足りない!くれくれー!おっぱいどこじゃー!!みたいな子でした。
新生児は、おっぱい飲ませたら寝るって誰の話?ってくらい本当にずっとおっぱい吸ってたんです。
だけど、初めての子育てをする私は、おっぱいずっと吸ってる=おっぱい足りてないんだと思って、当然ミルクを足していました。
母乳だけで、お腹いっぱいにさせてあげられなくてごめんね。とめちゃくちゃ落ち込みました。産後3週~1ヶ月1週くらいまでは、息子がおっぱいモンスターに見えるくらいちょっと怖い存在になってたんです。
乳首に亀裂が入って痛いのに、ずっとおっぱい吸いたがる息子。そもそも、ずっとおっぱい吸ってるのはおっぱい足りてないから、すい続けてないとお腹すくからなんだなーと。ごめんねごめんねと思い続けながらも、なんでこんなおっぱいにしがみついてくるんやろ?と怖くもなりだしたんです。母からはミルクをあげればいいじゃんと言われるものの、息子に吸ってもらわないとおっぱいも出るようにならないし、昼間は極力頑張っておっぱいあげてたので日中おっぱい出しっぱなしの日が続きました。ミルクをあげても、結局まだおっぱい欲しがるので、それならもうミルクめんどくさいし、ミルクをあげたらその後の3時間は空けないといけないしで、ずっとおっぱいあげてる状態でした。
もちろん、最初は本当におっぱい出てなくて、退院後1週間で産院へ直母測定に行ったら、体重は驚きの日増し1.7g!!
もはや誤差の範囲やろってゆう…母乳で育てたいとゆう私のエゴで、息子は腹ペコで泣いていたんだと思うと、申し訳なくてかわいそうでたくさん息子に謝りました。
産院からは、授乳後、1日にミルクを80ml×6回与えるように指導されその通りに過ごしました。
授乳は12~14回ほど毎日のようしていました。
とにかく息子に大きくなってもらわなきゃと母乳を与えた後にしっかりミルクを飲んでもらいました。
その翌週も、追試として産院に訪れ直母測定してもらうと今度は体重日増し79g。
そこから1ヶ月検診までは、授乳後1日ミルクを60ml×6回あげましょうとゆう指導になりました。
そこからが、上記したおっぱいモンスターとの生活が始まりました。
1ヶ月検診では、無事に出生時から1キロ体重が、増えていたので、このまま混合育児を続けていくのかーと覚悟しました。
だけど、1ヶ月2週に入った頃からおっぱい後にあれ?満足そう?おっぱい離しても泣かないねーっと、ミルク足さなくても大丈夫なことが増えてきました。夜寝る前は、しっかり眠って欲しいので相変わらず母乳+ミルクを飲ませて5~6時間寝てくれていました。夜間の頻回授乳が、完母への道!って、言われたこともあったけど、混合育児をしていくもんだと思っていた私はこのペースでいいやと思っていました。
ただ、おっぱいマッサージに行ってみたかったのと、っで、実際には今息子はどれくらいおっぱい飲んでるのか知りたかったのと、乳首の亀裂がなかなか治らず痛いのは継続していたので、近くの助産師さんがやってる、母乳相談の予約をとりました。
当日は、母に付き添ってもらい3人でお邪魔しました。
一応、おっぱいがどれくらい出てるかよく分からないけど、できれば母乳で育てたいこと。乳首の亀裂が中々、治らないことを相談しました。
マッサージしてもらうと、びっくり!!出るわ出るわ、冷たいおっぱい

赤ちゃんが飲み残して溜まってしまった古いおっぱいで味もおいしくないそうです。
軽くマッサージしてもらった後、直母測定もしてもらいました。いつもは左右それぞれで10分くらい飲んでるのですがその半分くらいの時間でなんとなんと、80ml飲めていました。
その後のマッサージでもまだまだ、冷たいおっぱいがたくさん出ましたが、マッサージが終わった後にはふわっふわのおっぱいになっていました。
助産師さんのお話によると…
*ミルク足さなくてもいいんじゃない??
*ミルク飲んだ後も泣くのは、お母さん大丈夫!足りてるよ!って泣いてるんだよ。
*授乳中は、お母さんと赤ちゃんの特別な時間だからお母さんも授乳に集中してたくさん話しかけてあげて!スマホなんて、絶対だめよ!
*お母さんが辛くない限り月齢に関わらず、赤ちゃんが欲しがればおっぱいあげる
*毎回授乳間隔が違うのも当然
*赤ちゃんの吸う力が強くなれば、2.3分で授乳が終わるタイプの子もいる
*1回の授乳で、必ず左右どちらも吸わせる
*1回の授乳はひとまず、左右計30分以内に切り上げる
*左右交互各10分より、左右各5分を2セットすることで、乳首への負担を減らす
*辛ければミルクに頼ればいい!
*おっぱいは、張らなくてもちゃんと出てる。むしろ、吸われれば私は作られるタイプみたいです。
*ひいおばあちゃんに抱かれた子は、幸せになる
*乳頭亀裂には漢方薬
*お母さんは食べたいものの我慢をしすぎるくらいなら、食べて、赤ちゃんに、しっかり吸ってもらえばいい。ママおいしいもの食べちゃったから詰まらないように、頑張って吸ってね!と、話しかける。
などなど、たくさんお話を聞いてもらってすごく、気持ちが楽になりました。
もっと、早く行けばよかったとも思いましたが、おっぱいの分泌もよくなってきたのであろうこのタイミングで母乳相談に行けてよかったです。おっぱいの出もよくなったように思います。
それからとゆうもの、一切ミルクを足していませんが、おっぱいモンスターは現れなくなりました。育児が心から楽しいと思えるようになりました。
授乳タイムに、しーっかり息子と向き合ってお話しするようになったことが、私の心を変えて、それが息子にも伝わってるんじゃないかなと思います。
もちろん、おっぱいの量が増えてお腹一杯にしてあげられるようになったおかげもあると思います。
出産ってハッピーなことばかりかと思っていたのに、私は、産後すぐにおっぱいが足りてないことでつまずきました。
産後で、情緒不安定になっていたのかもしれませんが、母乳が足りてないことで、自分で自分を追い詰めておっぱいのことで頭がいっぱいで、このまま鬱になるんじゃないかーとさえ思った日もありました。
産後初めて、息子を預けてお出かけした時も、赤ちゃん用品店に行ってミルクを買いに行ったのですが、店員さんにあーこの人母乳出ないんだって思われてるのかなとか被害妄想膨らませたりしてました。
おっぱいあげることが、私だけが息子にしてあげられることで、おっぱいあげることで母子の絆になるんだーってひどく執着してました。
里帰り先に泊まりに来てくれた夫に、おっぱい出ない母親の気持ちが男に分かるわけない!と思いながらも、気持ちを打ち明けた時、
『大丈夫!まいちゃんおっぱい出てるよ!いつも頑張ってくれてありがとう!ミルクでもおっぱいでも、赤ちゃんちゃんと育つよ!まいちゃんが笑顔でいることが一番大事なことだよ』って言われて、正論だと分かっていても受け入れることができませんでした。
でも、本当に今思えば赤ちゃんにとって一番大切なのはミルクでもおっぱいでも、無事大きくなることだし、お母さんが楽しんで育児をできることなんですよね。
おっぱい出るか出ないかで、今しかないこの大切な赤ちゃん時代を楽しめないなんてもったいなすぎる…
って、今なら、本当に今になってやっと思えるようになりました。
ひとまず、私の母乳は今のところ息子を満足させてあげられるくらいになったようで安心しました。幸せそうに、母乳飲んでくれる息子の横顔見てる時間は私も心満たされます。
きっとまた、そのうち違う問題が浮上してくるんでしょうが、息子のためと、自分が笑顔でいられることを優先して頑張りたいです。