今日は、権限委譲について。
前に「PMは社長のようなものだ」と書きましたが、
経営でもチーム運営でも大事なのがこの「権限委譲」です。
ダメPMの典型は、「責任だけ押し付けて、権限は渡さない」です。
失敗するとメンバのせい。
でも、進め方やスケジュールなどを決めたり、指示をしたりするのはいつも自分。
それでは、メンバも萎縮して、いい仕事などできるわけがありません。
そうではなく、メンバに
「このチームはお前の好きなように運営していいぞ」
とか
「お前の好きなように設計してみろ」
などとある程度大きな部分を任せることが大事です。
ここで、注意は「権限委譲は丸投げではない」ということです。
任せても、知らん振りをしてはいけません。
きっちり状況を把握しておく必要があります。
権限を委譲することを怖がるPMもいます。
自分の仕事や存在価値が無くなってしまうように錯覚するからです。
しかし、権限を委譲するからこそPMが必要なのです。
こんな本があります。
高木 善之
オーケストラは、プロの集団です。
そして、演奏をする際には、自分のパートの楽譜しか持っていないそうです。
それをまとめ上げて、全体で素晴らしいハーモニーを作り出すために指揮者が必要と
書いてありました。
PMも同じです。
任せるところはドンと任せ、各パートがうまく連携するようにリードする。
それがPMの仕事だと思います。

