仙台と神戸がコラボファッションショー、三宮の商店街がランウェーに

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　アーケードがある神戸の商店街「三宮センター街」と「神戸さんセンタープラザ」で3月18日、ファッションイベント「三宮コレクション 2012 S/S（通称＝サンコレ）」が開催される。

　神戸らしいファッションで神戸・三宮の街を盛り上げようと、周辺にある複数の商業施設や地域の人らが協力し合い実現した同イベント。三宮センター街中央に長いレッドカーペットを敷いた270メートルの特設ランウェーを設け、春と秋の年2回開催する。

　今年の春は「MAKE SMILE」をテーマにファッションを軸としたさまざまな企画を展開。東日本大震災から約1年となる今回は、神戸三宮の街から被災地を元気づけていくことを目的に掲げ、仙台の商店街を舞台に毎年開催されている「仙台コレクション」とのコラボレーションなど、仙台との交流・つながりづくりを図る。

　当日はキッズモデルを皮切りに、神戸ファッション専門学校生、仙台コレクションモデル、三宮コレクションモデルが三宮センター街入口・野村証券前ステージからレッドカーペット上をジュンク堂前ステージ、京町筋・大階段へとパレード。最新の神戸三宮のファッションスタイルをコレクションしたファッションショーを開く。

　会場では、神戸と仙台のデザイナーによる「サンコレオリジナルTシャツ」をチャリティー販売。三宮プラザ・三宮センター街1丁目の約50店舗では、津波で甚大な被害を受けた三陸地方の支援活動「三陸に仕事をプロジェクト」で生産される漁網で作られた「浜のミサンガ」も2月上旬から販売している。

　同実行委員会広報担当の前山涼子さんは「お越しいただいた方をはじめ、関わる全ての人が元気な笑顔になるように、そして何かを感じていただけるイベントになれば」と話す。

　ショーの開催時間は、1回目＝13時～、2回目＝15時～。問い合わせは「三宮インフォメーションギャラリー」（TEL 078-393-3358）まで。